【2024年1月時点】社内・外向けMI基盤/アプリを開発している化学メーカー一覧
マテリアルズインフォマティクスブームから数年。MIデータ分析ツールを提供する会社だけでなく材料メーカーの成果も形になってきているようです。
ここ1,2年で自社の組織的なMIの取り組みを発信する企業が増えてきており、データ分析基盤構築や成果のアプリケーション化についても発信されています。
今回は、化学メーカーのMIプラットフォームやアプリケーションについてまとめました。
就職・転職後はモダンな環境で材料開発をしたいと考えている学生さんや、研究開発者の方はぜひご一読ください
社内アプリケーション/計算基盤レベル
レゾナック
アプリ名:名称不明
アプリ名:名称不明
レゾナック前身の昭和電工マテリアルズ時代に開発されたMIプラットフォーム。キャトルアイ・サイエンス、日立製作所、日立ドキュメントソリューションズと開発。関連論文ではベイズ最適化の論文であることから、上記の量子科学計算に関するアプリとは別の模様
三菱ケミカル
アプリ名:MI Bridge
旭化成
基盤名:MI-Hub, IFX-Hub
*旭化成、2022年12月13日、DX戦略説明資料より
横浜ゴム
基盤名:HAICoLab
AGC
基盤名:AGC R&D Data Input & Storage, AGC Materials Informatics Basis Analysis Tool
積水化学
基盤名:不明
日本触媒
基盤名:不明
TDK
基盤名:Aim
プロテリアル
基盤名:D2Materi
社外公開アプリ・サービス
日本ゼオン
アプリ名:名称不明
アイデミーがリリースしたLab Bank?
https://aidemy.co.jp/news/8366/
ダイセル
アプリ名:SMiPoly(OSS)
東レ
アプリ名:名称不明
ENEOS
アプリ名:matlantis
PFNとの合同
トヨタ
アプリ名:WaveBase ( WAVEBASE | TOYOTA )
開発はブレインパッド
最後に
素材のトップメーカーでは基盤整備が進んでいるようです。
一方でその知見を一般サービス化する上ではAI/ITベンダーとタッグを組んで進出することがあるように見られました。
化学メーカー初のDXサービスが増えていくと面白くなるのではと期待しています
こんな取り組みの例もあるよ!というのをご存じであればぜひご連絡お願いします。