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収録する環境はどう作る?防音ミニ知識

こんにちは、nakataeです。

今回は、音声収録の際に必須の「防音」についてお話しします。

収録を行う前には、収録を行う部屋の防音から始めないといけないんですよね。

なぜかというと、リビングなどに何も設置しないで音声録音をすると、外を走る車のノイズが音に乗ってきたりするんです。

隣に家族がいたりすると(お子さんが小さかったりすると特に)話している声がマイクに乗らないか心配になります。(収録の間だけ喋らないでとお願いするしかないですが)

オンラインで配信するラジオの収録をしていたことがあるんですが、選挙カーが通ってしばらく音が録れないとか、隣の犬が全然鳴きやんでくれないとか、こちらが話している声が壁の向こうまで響いてクレームに発展してしまったりとか。。
何も施していないお部屋での収録はいろいろ大変なことになります…。

私はアテレコのために、布団にくるまってノイズを防いだり、エアコンをオフにして汗だくだくの収録を経験したこともあります。(エアコンの「サー」って音が入るので)
布団にくるまるのはてっとりばやい解決方法で、分厚い布が外から入る音を防ぎ、布団の中で話している声をいいカンジに吸音してくれるのです。

ただ問題は、夏になると当たり前ながらめっちゃくちゃ暑いってことです。。
これがあるせいで、正直収録やりたくなくなるくらい辛いです。
私は一度本気で熱中症になったので、みなさんも気をつけてください。。

しかし!声に重なった不要なノイズを取るのって時間がかかるので、防音に関してはしっかり準備しておきましょう!

●防音対策のアイテムってどんなものがあるの?

手間ヒマを考えるならば、このタイプが一番簡単そうかなと。。

私は普通の(防音設備がない)オフィスでラジオ収録をしていましたが、
こういったシートを壁一面に貼り付けていました。


ただ、これらは吸音材などもしっかり挟み込まないと(外への防音も中への防音も)あまり効果が期待できません。。

ちゃんとやらないと「貼っただけ」の状態になります。
一部だけに貼っても効果が期待できないので、しっかりと全方位防音処置できるようにしましょう。でないとお隣さんから怒られます(←経験者)

あとは、シートを貼るための接着テープたちも必須です。
普通の両面テープは耐久性も持久力もなくてすぐに剥がれてきちゃうので。。

こちらのブチルテープを直接壁に貼ると、粘着が強力すぎてベタベタになるので養生テープでしっかり壁を守ってから貼り付けてください。

普通のテープよりも値段がお高い分、粘着力もしっかりしていました!

フツーの養生テープはホームセンターでも手に入ると思われます。

養生テープをブチルテープを貼りたい箇所に先に貼る

その養生テープの「上」にブチルテープを貼る

こうすることで、剥がしたいときに壁を汚すことなく、傷つけることなく剥がすことが可能です。

防音対策をするスペースが広いほど大変ですが、一度きれいに設置すればそのまま長く使えますよ!
たださきほどもお伝えしたように防音グッズは使い方や組み合わせを間違えると全然効果がないので注意です…。

こちらの会社さんは防音に関する様々な知識やその他のアイテムも掲載されているので、参考にしてみてください。

おうちのサイズに合わせてオーダーも出来るそうですよ。
まっくらになってしまうのはちょっと。。と思って、私は使っていないのですが、専用部屋はこれくらい施していいかと。

そんなに本格的でなくても、クローゼットの中で洋服や毛布を吸音材がわりにして録音するのもありです。
そして私はクローゼット収録派です。

クローゼット収録の場合も、小さな密室空間で録音になるので夏場は大変ですが、毛布かぶってやるよりも体を使って声を出せます。
声って口先だけで出すものじゃないので、これはかなり重要ですね。


と、防音のために準備するものはたくさんありますが、普段音楽スタジオなどで見る凹凸のあるあの凸凹シートを壁に貼り付けられるとテンションが上がると思います。
「おお、プロっぽいやん♪」
みたいな感じで。

未来の「おうちスタジオ」を思い描きながら、愛情込めてたのしく創作していってください。

こんなものもあるらしいですよ!


それでは!

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