あのさあ、
ますます達者になってきたことについて
乳児の頃は「あーい。あーい」とカワイイ声を発していた我が家の子どもも、今ではいっぱしの口をきくようになりました。あまりにも口が達者なので園の先生は我が子と接する時に、オトナと同じような対応をするそうです。賢明な判断だと思います。
使い方こそ間違う時があるものの、難しいコトバも使い始めた我が子。加えて、数カ月前まで思考にコトバが追い付かない時には、「あのしゃあ(あのさあ)、あのしゃあ(あのさあ)」と言っていたのに、今では頭に浮かんだことをすぐに言語化できるようになりました。
言語中枢が異常なスピードで発達していることは喜ばしいコトです。英会話教室に通い始めた最近では、自分の意に沿わない時には「No!」なんて言ったりします。欧米か!と突っ込みたいくらいです。これからもどんどん英語を吸収しては会話に組み込んでくるのではないでしょうか。
発達を見守り、時には注意を
コトバを覚えてくれるのはうれしいことですが、一般的に良しとされるコトバ以外、口にすると相手を不快にするコトバも発するようになってきています。「バカ」、「うるさい」、「じじい」などなど。これは集団生活を送っている以上は仕方がないことなので、ボクたち夫婦がその都度教えていければいいのかなと思っています。
先日もこんなことがありました。見知らぬ人とすれ違った際に、「危ない人だよね」とうっかり口にしてしまった我が子。常々ボクたち夫婦が「知らない人には付いていかないんだよ」、「知らない人に名前を聞かれたら手で口を押えて何も言わないんだよ」と話しているので、先ほどの発言につながったのです。
我が子は悪意があるわけでも何でもなく、普段から言われたことを実行したまでだったので、怒ることなく「知らない人」と「危ない人」は違うことを伝えました。正確に思いが届いたのかは分かりませんが、一応は納得したようなので見守りたいと思います。
言いたいことがパッと言えるようになったのは素晴らしい。でも、言ってはいけないコト、言いたいけど少し考えてから言った方がいいコト、言わなくてもいいコトがあることを、少しずつ伝えていければいいのかなと。我が子のコトバの発達を邪魔しないように。
あまりきつく言いすぎて無口になられてしまったら、それはそれで寂しいし、我が子の良いところを消し去ってしまうので。それだけは避けなければいけないですよね。慎重に、慎重に。
おもいのままに。続けます。今日も呼吸ができた。ありがとう!