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福祉避難所♿

福祉避難所とは?
災害対策基本法による避難所の1つ。一般の避難所では生活に支障のある「要配慮者」を受け入れる避難所です。 災害時に身を寄せ必要なケアや相談を受けられるよう、市区町村が基準を満たす施設を指定したり協定を結んで確保しています。

●受入れ対象者は?
 ○高齢者(一人暮らし、高齢者のみの世帯、介助がいるなど)
○障がい児・者
○乳幼児や妊産婦
○傷病者
○難病患者
○医療的ケアを要する人、医療的ケア児 (人工呼吸器や酸素供給装置、胃ろう、痰吸引、経管栄養などのケアが必要な場合)
上記の者の家族 なお、福祉避難所は在宅の要配慮者が利用対象。
※すでに高齢者施設などに入所している方は入所中の施設で対応するので対象外です。
どこが福祉避難所に指定される?
 ○老人福祉施設(特別養護老人ホーム、老人デイサービス、老人福祉センターなど)
○障害者支援施設など
○児童福祉施設(保育所など)、保健センター ○特別支援学校
○一般の避難所(小中学校、公民館など)
○宿泊施設 ※一般の避難所でも、施設の一部を区切ったり空き部屋を使い、要配慮者のための避難スペース「福祉避難室」を設置し、そこで受入れをされる場合もあります。
福祉避難所はどこに公表されているの?
 過去の災害時に福祉避難所に一般の避難者が殺到し混乱を招いた事例があるため、以下のように改正されています。
2021年5月に「災害対策基本法」と「福祉避難所の確保・運営ガイドライン」が改正され、「事前に受入れ対象者を決めてから市区町村が福祉避難所に指定された施設を公表する」ことに変更されています。 
各自治体のホームページを確認してみてください。

次回は、福祉避難所の設備や利用について考えて行きたいと思います。
被災地では徐々に全貌が見えてきましたね。
想像を超える状況に言葉にならない日々が続いていますが、我々に出来ること極微小ではありますが、発信できたらと思います。

Sanny Place Welfare 筑摩


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