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八重垣神社(島根県松江市)の鏡の池で縁を占ってきました。
八重垣神社は、縁結びの神様で、占い用紙を池に浮かべて願いが叶うかどうかを占う鏡の池が人気の神社です。素戔嗚尊(すさのおのみこと)が八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を退治して稲田姫(いなた姫)を救い、日本初の夫婦となったことで有名です。
先日、久しぶりに八重垣神社に出かけてきました。
御祭神は、素盞嗚尊(すさのおのみこと)
御祭神は、素盞嗚尊(すさのおのみこと)を始め、稲田姫命(いなたひめのみこと)、大己貴命(おおなむじのみこと)=大国主命、 青幡佐久佐日古命(佐草宮司先祖神)と出雲の縁結びの神様たちです。
鏡の池
八重垣神社の奥、佐久佐女の森の中にある素盞嗚尊がヤマタノオロチから稲田姫を守った有名な神話ゆかりの池です。稲田姫がヤマタノオロチの難を逃れるため、八重垣にお隠れになった時に、飲料水とし、またお姿を写された池と伝えられています。
天鏡神社
稲田姫の御霊魂が深く浸透した池は、ご縁の遅早を占う池として知られ、池の奥には稲田姫命をお祭りする「天鏡神社」が鎮座しています。
鏡の池の縁占い
占い用紙を授与所(境内入ってすぐ右手)でいただく(100円)。池に占い用紙を浮かべ、硬貨(10円か100円)をそっと載せます。
池に浮かべます。
100円硬貨を載せます。
じっと待ちます。
近くで沈むと、身近な人とご縁があり、遠くで沈むと、遠方の人とご縁があります。遅く沈む(30分以上)と縁が遅く、早く沈めば(15分以内)縁が早いということです。
お願い事は、恋愛、結婚等の縁に限らず、いろいろなご縁やお願い事、また代理でその方を思いながらの占いもできるということです。
占い用紙に浮かぶ文字が素敵です。
乾いているときは、素盞嗚尊と稲田姫命の朱印が中央に押印してある白い紙ですが、水に濡れると、文字が浮かび上がって来ます。
「肩の荷を下ろして天にゆだねよ 南と東 吉」じっと浮かび上がった文字を見つめ、その意味を考えながら、沈むのを待ちました。
池の中には、無数の占い用紙が沈んでいます。池は、空の青と、森の緑が水に映って綺麗なエメラルドグリーンです。
100円硬貨を使用して、実際にしてみると、沈むまでに4分50秒かかりました。15分以内ですので、早い部類でしょうか。
池を囲む森には独特の神秘があります
八重垣神社のホームページに、鏡の池には稲田姫の霊魂が深く浸透しているとありました。文豪の小泉八雲もこの鏡の池に興味を示し、周りの森を「神秘の森」と称したそうです。
人々の祈りは、池の中の占い用紙と同じく、その思いは無数に積み重なり静かな中に何かしらのパワーを感じずにはおれませんでした。
久しぶりに出かけた八重垣神社で、人知を超えた神秘的な何かを感じ、占いの神のお言葉にあった「肩の荷を下ろして天にゆだねなさい」との言葉を神様からいただいて、神社を後にしたのでした。