葬祭サービス総合展示会「フューネラルビジネスフェア 2023」に行ってきました。
こんにちは、燦ホールディングスnote編集部の祖父江です。
去る2023年6月20日・21日の2日間、パシフィコ横浜で開催されていた、葬祭サービス・ライフエンディングサポートシステムの総合展示会&シンポジウムである「第26回 フューネラルビジネスフェア(2023)」に行ってきました。
当該イベントを主催している綜合ユニコム(株)様は「月刊フューネラルビジネス」という葬祭業界の専門誌を出版している会社であり、また本イベントの後援として、全日本冠婚葬祭互助協会や全日本宗教用具協同組合、全国石製品協同組合…等々が名を連ねていることから、葬具のみならず会館設備品や業務支援システムなど、日本最大級の規模で商品・サービスの展示が行われておりました(今回は160社が出展。総来場者数は11,815 名)。
同種の催しものとしては、東京博善(株)様主催の「エンディング産業展」というイベントもあり、第9回の今年は8/29(火)~31(木)に開催される予定とのことです。
ちなみに、会期2日目の注記にわざわざ「友引」と書いてある点についてですが、友引の日は葬儀を避ける風習から、多くの火葬場がお休みしており、集客の影響を考慮してこのようなイベントは友引に設定されることが多くなっています。
シンポジウムでは、公益社のスタッフが登壇
本イベントは展示会の他にもシンポジウム講座が開かれており、公益社の遺族サポート「ひだまりの会」の事務局長を務める宇屋が登壇。設立20年を迎えた「ひだまりの会」発展の道のりをテーマに講演を行いました。
遡ること20年前、
「葬儀が済んだからといって、ご遺族の辛いお気持ちがそれで吹っ切れるものではない」
「なぜ葬儀には"アフターサービス"の概念がないの?」
という社員の声をきっかけにスタートした遺族サポート「ひだまりの会」。
葬儀後のご遺族の喪失感を癒すために"手探り状態"で行ってきた活動初期から、"オンライン&対面で月一回ずつ開催"できるまでの規模に成長した道程や、"遺族会を健全に運営していくための注意点"を、ターニングポイントとなった幾つかのエピソードを交えてお話しいたしました。
本講演は有料にもかかわらず、多くの勉強熱心な方々がご聴講いただきましたことを、この場を借りて御礼申し上げます。
会場の様子を、写真とともに簡単にご紹介
先に申し上げました通り、本イベントは葬祭ビジネスに関わるさまざまな分野の商品・サービスが展示されております。
以下、いくつかの写真とともに会場の雰囲気を少しでもお伝えできればと思います。
(※写真の撮影・掲載については、主催者および出展者の許可を頂いたうえで行っております。)
来場を終えて…
当イベントでは毎回、数多くの企業による参加や展示、およびシンポジウム講演が行われており、"葬儀サービスの向上"や"ご遺族の癒し"を目的とした新たな商品&サービスが続々と紹介されています。
今回ご紹介できなかったブースも含め、出展している各企業の"創意工夫"や"英知の集結"について感心させられる展示内容も多く、葬儀業界全体が良い方向へ進んでいることを、肌で感じ取ることのできた一日でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。今後もさまざまな角度から、葬祭業界に関する情報をお届けしてまいります。