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2月10,11日 オープンダイアローグに関するイベント&学習会のご案内

 産業ダイアローグ研究所 副所長の春日(一般社団法人森とこころの研究所 所長)が、ダイアローグに関するイベント&学習会を行います。ご興味ある方、奮ってご参加ください。

1.映画「こどもかいぎ」自主上映会&ダイアローグ体験

【日時】2月10日10時~13時 
【場所】新宿NPO協働推進センター 多目的室1階
    新宿区高田馬場4-36-12
【詳細&お申込み】  https://kodomotodialogue.peatix.com/

  映画『こどもかいぎ』は、子どもたちが「かいぎ」をする保育園を1年間に渡って撮影したドキュメンタリー。子どもたちが、日常で起きるさまざまな出来事に対して、対話をしながら向き合っていきます。この映画を観た後、大人も対話の体験をしてみませんか?対話の文化が根付いているフィンランドから、ダイアローグを学んでいるファシリテーターが、対話の場をサポートします。

2.フィンランドのダイアローグを日本での新しい展開へつなぐ 相互学習会

【日時】2月10日14時~17時、2月11日9時30分~16時 
【場所】新宿NPO協働推進センター 多目的室1階
    新宿区高田馬場4-36-12
【詳細&お申込み】 https://dialogue-network.peatix.com/

  オープンダイアローグ、未来語りのダイアローグが日本に入ってきて、数年が経ちました。日本でも、少しずつ、ダイアローグの実践が始まってきています。
 これからさらに、医療、福祉、教育、組織、地域の現場で、対話を通して、つながりを回復させる場を増やしていけるよう、体験的に相互に学ぶ機会を作りました。
 長年、日本でダイアローグの学びの機会をつくり、実践的なスーパーバイズを行っている白木さんをお招きして、ダイアローグとは何か、その背景にある考え方や、私たち自身がどのように話を捉えているのか、文化的・社会的な影響なども含めて、みなさんと一緒に深めていければと思っています。
 今回は、さらに、PTMFという、相手の話を聴くときのフレームワークについても、解説していただく時間をつくりました。
 PTMF(Power Threat Meaning Framework:パワー・脅威・意味のフレームワーク)は、精神科診断に基づく医学・治療モデルへのalternative 代替(案)として、心理的苦悩をとらえ直すフレームワーク、そして新たな支援の可能性を示すものとして、イギリスの専門家と利用者の協力によって研究開発されたものです。PTMFは、心理的苦悩や様々な問題行動を「パワー、脅威、意味、脅威への対応」という枠組みで捉え直し、それらを個人の問題、病理、異常さとしてではなく、様々な環境、歴史、生活、関係性などにおける、困難な状況や辛い体験・経験への、人々の対処・対応としてとらえ直すことによって、より希望に満ちたナラティブやストーリーを作り出すことを可能にする実践の在り方を示そうとする試み・企てです。

*参考図書

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