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2025年 年頭のご挨拶(代表取締役社長 榎本 正己)

 当社社長、榎本正己の新年の挨拶を当社ホームページに掲載しましたので、こちらにも転載します。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 


 平素は格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうございます。2025年の新春を迎えるにあたり、謹んでお慶び申し上げます。
 
 昨年は、我が国においては年始の地震や秋の豪雨災害など生活を揺るがす出来事が続きました。被災地域の復興はまだまだ遠い現状があります。海外に目を転じても、ウクライナや中東での戦争と非人道的行為は未だ出口を見いだせずにいます。突然の出来事や先の見えない状況に不安や無力感を感じる日も少なくありませんでしたが、こうした時こそ、自分にできることにひとつひとつ取り組んでいくことが大切と信じ、各企業・各個人が歩みを続けた一年だったのではないでしょうか。
 
 メンタルヘルスに関する国の施策としては、ストレスチェックの実施が従業員数50人未満の企業でも義務となる方向性が厚生労働省の検討会で示されました。当社サービスをご利用の企業様は2015年、またはそれ以前から実施している事業場が殆どですが、心と体の健康やよりよい働き方への意識と取り組みが、先進的な企業だけでなく全ての企業、全ての働く方々にとって「当然のこと」としてさらに進展していくものと思われます。
 
 当社としても、経済産業省事業の一環である「職域における心の健康関連サービス活用に向けた研究会」の作業部会に委員として参画し、EAPやデジタルメンタルヘルス領域におけるサービスの品質・信頼性の確保に関する検討に微力ながら協力させていただきました。より多くの企業と働く方々に質のよい支援が届けられるよう、業界として力を合わせて努力していく必要も改めて感じております。
 
 当社のEAPサービスは、担当カウンセラー制による相談対応を中心に、一次予防(未然防止)から二次予防(早期発見)、三次予防(再発防止)までを幅広くカバーしておりますが、より多くの方への支援、一次予防の更なる強化が求められてきました。こうした状況を受け、本年4月以降、皆さまに提供できるサービスを強化していく予定です。当社サービスをご利用の企業様には順次ご案内をしてまいります。
 
 「個人と組織の健康と発展を支援し、つながりを創出する」という使命に向け、私たちも巳のように脱皮し、成長を続けていけるよう一層の努力を重ねてまいります。
本年も、皆さまからの変わらぬご指導とご鞭撻を賜れましたら幸甚に存じます。
 
 末筆ながら、皆さまのご健勝とさらなる発展をお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。
 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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