特集「パワーハラスメント防止と産業精神保健」が公開されました(産業精神保健学会誌)
当研究所所長の米沢と副所長の春日が編集委員を務めております日本産業精神保健学会誌ですが、このたび「産業精神保健」第32巻 第3号が公開されましたのでご案内申し上げます。
●特集 パワーハラスメント防止と産業精神保健
▼パワーハラスメントが起こる個人的要因と組織的要因/津野 香奈美
▼精神障害の労災認定事案における心理的負荷としてのパワーハラスメントの動向/木内 敬太, 吉川 徹
▼パワーハラスメントの法的理解(グレーゾーンの見きわめ)/原 昌登
▼パワーハラスメントと産業精神保健―産業医の立場から―/鎌田 直樹
▼パワーハラスメントと精神障害―臨床の現場から―/津久井 要
▼パワーハラスメント行為者の心理と背景/小林 由佳
▼パワーハラスメント防止の現場から/和田 隆
●総説
▼オープンダイアローグにおける対話性を実現する因子に関する文献的考察/山田 成志
●資料
▼学術大会における位置モニターを用いた新しい動向把握システムの活用/永峰 大輝, 野原 理子, 石松 宏章, 吉川 徹
まだ全部に目を通せていませんが、すでに目を通した方からは力作と好評です。個人的には私が専門とするオープンダイアローグの文献的考察が掲載されたのが嬉しいです。
本学会誌は公開されておりますので、どうぞお知り合いの方に各論文のリンクをご紹介ください。この特集が産業保健職のみなさんの日々の活動の一助となることを願ってやみません。
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