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色違いの効力

僕の大好きなグループGOT7が1月20日にカムバしました。久しぶりの彼等の歌い踊る姿が単純に胸熱でした。新しいアルバムは最近のトレンドの殆ど英語でしたが彼等らしい落とし込みが出来た佳曲が多く、こちらも好意的に受け入れることが出来ました。
そこで思ったのがやはりソロとグループでの役割の違い「色違いの効力」を感じたということです。
いきなり色違いの効力とか言われても意味不明だと思うので説明しますと
例えばGOT7の場合にメインボーカルのJB、ヨンジェがサビを歌う。そこにジェク(ジャクソン)の低音ラップが入る。そこには何とも言えないMagicalが発生します。
ジェクのソロも好きだけどこのMagicalに触れることはないです。
さてここからが本題です。
前Xでも言いましたがユチョンはグループ時代より歌が上手く感じます。独りで歌うということは色々な歌いまわしが出来ないといけません。だから言い方を変えれば表現力が上がったといえます。
けれど先程述べたMagicalを感じるのはやはりグループでの時です。
いやMagicalはグループでしか発動しないと言えます。
BoleroやLove in the iceのMagicalは今でも僕の心を掻き毟ります。
ユチョンというピースがないとまるで完成しないパズルのようにすら感じます。
それはハーモニーという綺麗で整然としたものではなく、色違いの効力としかいえないのです。黒は白があるので黒の単色では与えない美しさを魅せる。
5人の曲は5色を意識して作られた楽曲であり例えば2色で彩られたキャンバスには本来伝えたかった意思やイメージを作り出すことは出来ないかもしれません。
だからといって現東方神起が歌う5人の時の曲を卑下したい訳ではありません。それを2人の曲として認知してしまえばその絵(曲)は完成しています。それは聴き手の認識の問題ともいえます。
ただ5人の曲を知っている人達にとっては比較対象としてのBoleroでありLove in the iceになってしまうのは仕方ないことです。
元々5色(5人)だからユチョンの色を感じてしまう。そして色違いの効力を感じずにはいられない。

私達はそれぞれの感性や記憶そして認知を持っている。だからどれかが過ちという訳ではなくて全部本当だともいえる。
1つ1つの楽曲に思いを馳せながら今日もそして明日も続いていく
その曲はアーティストの物であると同時にあなたのものでもあるのだから



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