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異物を排除しようとする世界で

「BIGBANGカムバ」 というニュースが飛び込んできた。

と同時にタプがYGとの契約終了というニュースも入ってきた。

嬉しいのか 悲しいのか    

僕はBIGBANGが特別に好きといった訳ではないが         始めに韓国が好きになったきっかけはBIGBANGだった。

新横浜の韓国料理屋に赴任した初日に横浜アリーナでイベントがあった。 そのイベントはテソンのライブだったと記憶している。               韓国に全然興味なかった僕にお客様は

「すごい 楽しい人だよ」とまるで友達の兄貴のことを言うみたいに教えてくれた。 それから勿論 ファッション性の高いジヨンが好きになりタプのラップに惹かれた。

BIGBANGは僕にとってはじまりであり韓国そのものだった。

(東方神起をガチで好きになるまでは・・)

そんなBIGBANGの4年振りのカムバは嬉しいという感情以外ない

スンリが捕まり(引退) タプも薬物で罰せられた。

ビッペンにとっては苦しい時期が続いたのではないかと思う。

タプは兵役後、韓国ではカムバしないといっていた。             なので今回のYGとの契約終了も想定外の出来事ではなく感じた。          多分BIGBANGは大好きだが、それを取り巻く状況に耐え切れないといったところだろうか                              傍から見たら「逃げじゃん」と思うかもしれないが             僕はこれは逃げではなく選択だと思う                               選択は見方を変えると不正義に見えてしまうものだ

僕が今回言いたいのは

社会は異物を排除しようとするということ

ここでいう社会とは人のことだ。

心理学的に人は自分が所属している集団以外を受け要れないらしい       そして攻撃する これは私達の祖先がそれで生き抜いてきたDNAの成せる業なのだろう。                              脳科学的には 人の脳は裏切り者や社会のルールから外れた人といった  分かりやすい攻撃対象を見つけ、罰することで快感を覚えるように出来ているらしい

そう単純に言うと人は自分のコミニュティ以外は排除する生き物だということだ。

私はここでいうタプやスンリ(確かに色々あった)、そして愛してやまないユチョンといった社会の異物を許し認めてあげられる人になりたいと思う。

勿論 社会は人という意味合いが強いので大多数の人が僕の意見に同調したりしないということは分かっている。

ただ 目を閉じて心を穏やかにして考えてみてほしい

理由なく苛立ちを覚えてはいないだろうか

自身のストレスを第3者にぶつけてはいないだろうか

下手に正義を気取ってはいないだろうか

スキャンダルを裁く権利は全員にあるし、裏を返せば誰にもない。    あなた方がいう言葉はチート(呟き)であってそれは一方通行なものだ。

そう そのような悪態は自分に向かって言っているに等しいということだ。   とてつもなく孤独で恥ずかしい行為だと思わないだろうか?             

さあ 私達はフラットになって物事を見ることにしよう。            犯罪を許容することはない ただ黙認すればいいのだ                  私達はただの傍観者だ。                                そして罪を犯した者が反省し、再起を望むなら                        ただ応援してあげれば良いのではないか

それが異物を排除する世界で唯一

人を生かす業なのではないかと思う


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