衆議院選挙2021

恥ずかしいかな、僕は選挙や政治には疎い。

日々報道されている政治家の不祥事
口だけで誰も守らない公約
偏った意見で発信するメディアや報道機関
役に立たないマイナンバーカード
原稿を読み上げるだけの名ばかりの会見

どれも僕にとっては蚊帳の外の話だ。
なぜなら全て僕の生活には何も影響しない。
政治家が問題発言をしても、芸能人の不倫報道と同じように
僕の生活や暮らしへ直接的な干渉を受けることはない。

そのうえ政治の話になった途端、難解なことばが増える。
よくわからない世の中の仕組みや政策、覚えきれない数の政党など
まったく思い出すだけでため息が出るし、大げさなコピーライトにはうんざりする。

各政党の公約や傾向、さらには党員の過去の実績や肩書きなど
そんな事まで追い始めたら日が暮れるどころかきっと選挙が終わっているに違いない。特に公約なんて知っているだけでも、守られていた記憶がない。
いろんな政治家が形ばかりで口だけの公約を沢山掲げて、一つとして守りもしない。

そうは言っても、僕が学生の時代に比べてやはり格段に政治や選挙の話題を目にする機会が増えた。
それは、ひとえに一部の有識者によるSNS上での情報拡散や活発な意見交換が大きく寄与しているだろう。

しかしそれでもまだ、友人各位と政治や選挙の話をするのは楽しい話だと感じない。というか実際には話た経験がないので楽しいのかつまらないのかすらわからない。そして疎くて浅いことを悟られると恥ずかしいので、何なら話したくもないかもしれない。不必要に批判なんてされた時にはもうたまらない。

全く分からないことだらけの選挙と政治だけれど、今回は僕の生活に干渉されそうな内容がちらほらと垣間見えてきた。
どうやらこのまま放っておけば、最悪の場合もっと税金がとられるらしい。
そう、今後頑張って働いてもどんどんお金がとられる。

それはちょっと嫌だな。（笑）

だからこう考えてみることにした。
「自分に関係しそうな内容について、最悪のシナリオを防ぐために考えてみよう」

そう思うと途端に気軽になった。
どのみち全てを理解はできないし、正直総理大臣ですら分かってない。
自分の暮らしもままならないのに、国や世界のことなんて考えてられない。

でも、蚊帳の中の環境が悪化するのは困る。
だからまずは自分の知る範囲から、今より悪化するのを防ぐために考えてみよう。
自分の暮らしをより良く快適にするためにだなんて大袈裟に考えることはなくて、すでに悪いこの暮らしがより悪くならないために投票してみる。

しかし相変わらず選挙の仕組みすらもまともに把握できてないけど、とりあえず各政党の公約まとめでも比較して、それが仮に実現された僕の暮らしを想像してみるところから始めてみよう。