Out of 紅白, But I Love. '23 vol.4
どんどん行きましょう。
白組⑤ORANGE RANGE/以心電信
(こちらは公式でライブ映像。モンパチと一緒でパワー倍増。)
紅白の全方位性というか、ご家族みんなでっていうのはやっぱり大事にしていきたい要素の一つで、その年のヒットソングとは別にいろんな世代の音楽があっていいと思います。
ただそこで決して"懐メロにならない"っていうのが紅白におけるかなり重要なファクターではないでしょうか。
その点も踏まえてORANGE RANGEの登場です。
セールス的には2000年代前半を駆け抜けた感のある彼ら。
今回もそんな中から2004年リリースのアルバム曲ながらCMタイアップで大ヒットした以心電信をピックアップしたわけですが、
音楽活動自体はずっと続けてるし、そのクオリティも20年で確かなステップアップを成しています。ぜひサブスク等で直近の作品聞いてほしい。
ギターのNAOTOさんがクラブカルチャーと繋がり深いのも楽曲にタイムレス感を与えている要因かな、なんて思ったり。
流行り物として聞くのもいいですが、ちょっと掘り下げると新鮮な感嘆が出てきそうな気がします。
あと沖縄の音楽シーンやそれを囲むコミュニティの強さも、ぜひ本島の我々も体感したいところ。
まぁ単純に改めて聞いてもキャッチーだしかっこいいですよね。TikTokとかでバズったらマジ再評価きそう。
紅組⑤Little Gree Monster/WONDER LOVER
本家紅白にも出場経験のあるリトグリさんですが、メンバー脱退からオーディションを経ての新メンバー加入により再始動した2023年。
個人的にはこの増員後の彼女たち、めちゃめちゃ良いです。
それまでのLittle Gree Monsterって上手いは上手いんだけどハーモニーの面で一人一人の音圧のせいなのかなんなのかどうもきれいに聞こえない部分があるなってずっと思ってて、
例えば森山良子率いるアベンジャーズチームのLA DIVAと比べるとそのウィークポイントは顕著に出てるなぁと感じていました。
今回の再始動でハーモニーをゼロからもう一度作る作業に相当時間を割いた、のかはわからないけど、少なくとも前述の音圧のアンバランスさは解消されつつあるなと思っています。
特にこの曲に関しては新メンバーのmiyouさんの声がハマりまくっててとんでもなくクールな仕上がりになっているのでオススメです。
TikTokで見たけどかなり踊れる子もいるみたいだし、こういうR&Bのカッコいいやつ、もっとやってくれないかなぁ。、
白組⑥百足&韻マン/君のまま
演歌・歌謡曲も調べますけど、最近のヒットソングも調べます。もうついていけてません!
ただ単純なヒット曲を選ばないのがこの紅白。
ということで最近なかなか日の目を見なかったヒップホップ勢を呼びたいっていう勝手な僕の意志の強さの表れから、百足&韻マンの君のままを選出。
正直全く知らなかったけど、10年周期くらいでこういうの来ますよね。もっと短いかな。
恋愛ソングはR&Bとかヒップホップが言葉の使い方や情景がリアルだったりして好きです。
まぁよくよくリリック見ると結構なダメ彼氏ソングだったりして笑、その辺もね、いいですよね。
ただ百足さん、クスリで逮捕。、
ダメ彼氏でもそれはダメ、絶対!!
お後がよろしいようで。
紅組⑥羊文学/more than words
紅組も今年のヒットソングをということで羊文学/more than words。
友人が前から羊文学好きだって言ってて、4年前くらいからたまに聞いてはいたんですけど、
今年ヒットしてるんですね。
アニメタイアップが盤石なヒットを生む傾向がここ最近の流れなんでしょうか。
所謂ガールズバンドとは一線を画すUKロックというか、少々無骨な感じがクールで良いです。
サブスク全盛になって久しいですけど楽曲単位でバズるかどうかが指標になってきて、どうしても消費が早い気がしています。
これはもうどうしようもないと思っているので、この現状とどう付き合っていくか、工夫したもん勝ちだなっていういいんだか悪いんだかわからない結論に至っています。
と考えると易々とTV媒体に露出しない方がいいのかもしれません。(追記:次回でTV露出を勧めたりもしてますが、本当出方とアーティストによるってことです。)
まだまだ先が長い。、続きます。
前回はこちら。(辰巳ゆうと/aiko/松平健/日向坂46/DXTEEN/田中あいみ)
次回はこちら。(WEST./ちゃんみな/imase/IVE/KID FRESINO/安藤裕子)
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