想像以上が最高すぎてメンバーみんなを褒めちぎりたい。part.2(日プ女子の話)
どんどん行きましょう。後半です。
(ぜひ前半から読んでいただけると嬉しいです。)
↑まずはこちらをご覧ください。最高。
こんな最高な楽曲をパフォーマンスした最高なメンバーを褒めちぎります。Let's go!!
⑥佐々木心菜
番組放送期間中一度もデビュー圏内から順位を落とすことなく、最終6位で見事ME=Iとしてのデビューを掴み取った、三重県が生んだ天然の真珠(©️木村カエラさん)こと佐々木心菜さん。
KPOPど真ん中のビジュアルと、田舎育ちのピュアさのギャップという彼女の魅力は初回から十二分に出てましたし、そういう意味で番組との相性もめちゃめちゃよかったんだろうなと思います。
個人的にはなかなか中身が最後まで見えてこなかったなぁという印象で、毎回ダンスにしろ歌にしろ、何か"もっとやれそうなポテンシャル"というのを常に感じていました。
ポジション評価のFirst Loveやコンセプト評価のTOXICでの成長は確かにあったにせよ、まだまだ覚醒とまではいかなかったかなっていう気がしています。
なぜそう思うかというと、番組を見ていて彼女自身の求める理想像がかなり明確で高いところにあるんじゃないかと思ったからです。
かっこいい曲を選択していくあたりとか、練習への臨み方とか、理想はかなりクリアに頭にはあるし、それを表現できるだけのポテンシャルがあるのも自分でわかっている、ただ実際のアウトプットの方法だけがわからない。うまく外に出しきれない。そんな感じなんじゃないかなと、これは勝手な推測ですけども。
ファイナルの想像以上ではこれまでの大人っぽさやセクシーさとは違う、等身大のかっこよさを表現してくれてたなぁと思いますし、
回ってきたパートのところでは今まであまりなかった笑顔のかわいさも届けてくれました。
誰かの少し後ろに映るだけでもついつい目がいってしまう感じも、やっぱり彼女は選ばれるべくして選ばれたんだなぁと思います。
なんだかんだで結構なスキル強者やレッスン経験者たちが選ばれたME=Iの中で、ここからの成長がこんなに期待できる練習生は心菜だけです。
デビュー曲とかで大化けしそう。楽しみです。
⑦会田凛
最終順位13位、この番組の前半のハイライトと言ってもいいグループ評価のBody&Soulの主人公、会田凛さんです。
件のBody&SoulまではF評価の子がチームの不運に見舞われながらも必死に食らいついて練習して、本番見事にやり遂げるっていう感じのストーリーだったと思うんです。
けどその後の彼女は歌もダンスもとてもバランスよくパフォーマンスできていて、その表情は自信に満ち溢れているように見えました。(それとともに分量が皆無になっていくという。、泣)
急激なランクアップも力に変えれる精神力の強さは元々あったんだろうなと思います。
そもそもが結構タフで、それでいて品の良さや柔らかさを身に纏っている、それが彼女の本来の魅力だったんじゃないでしょうか。
ファイナルの想像以上ではそれが遺憾なく発揮されて、かつ"勝ちたい"という意志も明確に伝わってきました。
これまでの可憐さや素直さよりも強さや気高さが見れるパフォーマンスになったのも、想像以上という楽曲が持つアーバンなかっこよさをよくよく噛み砕いて表現してくれたのかなと思います。
残念ながら最後の最後にデビュー圏外となってしまいましたが、確実に見つかっている彼女なので、どこかしらで再び目にする機会があるといいなと思っています。
(ただこれは96人全員に言えることですが、悪い大人にだけは見つからないでくれーと願うばかりです。)
⑧北里里桜
最終順位18位、一部で顔面国宝と呼ばれるほどに完璧なビジュアルエース、北里理桜さん。
今回の想像以上でのパフォーマンス、めちゃよかったです。
ラッパー⑤という決して歌割の多くないパートでしたが、それが逆に功を奏したというか、冒頭ラッパー組が順にウォーキングで登場した最後に現れた時とか、曲中ラップとラップの間の一言"Hey!"の時とか、とにかく少ない歌割や5番手というポジションがむしろ彼女の存在感を際立たせる結果となったんじゃないかなと思います。
一瞬でもカメラに抜かれたらそこでファンを惹きつけられる、虜にできるというのは本当に彼女の誰にも負けない強みだったんだなと思いますし、そしてそこに甘んじたり過信することなく、愚直にパフォーマンスレベルを磨いてきたことがファイナルまで彼女を進ませた人気の原動力だったんだなと感じました。
大人びたお顔立ちですがまだ10代、これからさらにスキルを磨いていったら本当センターにだって立てるんじゃないかと思います。
日本以外だと韓国よりは中国とか東南アジアとかで絶大な人気が出そう。
次に会える日が来るのが楽しみです。
⑨高畠百加
最終順位20位、今回の想像以上ではセンターを務めた高畠百加さん。
もう高畠が20位ってどういうことだ!!
めちゃめちゃよかったよ高畠!!
初回のクラス分け評価こそ目立ったところはなかったですが、その後のグループ評価のTOKYO GIRL、ポジション評価のおもかげとそのハスキーボイスとスキルで確実に爪痕をガリッガリに残してきた百加さん。
コンセプト評価のTOXICはもはや貫禄すらあったし、夢に向かって突き進む素直で逞ましいギャルマインドは見ているこちらも自然と応援したくなりました。
で、今回のファイナル、デビュー評価ではセンターポジションまで上り詰めました。
正直そこまでセンターだからこそのパートは多くなかったとは思うんですが、それでも冒頭やラストのImagine it!!は彼女の声だからこそ何倍にも曲のエッジを立たせてくれたと思うし、キュッと楽曲全体を締めてくれていたと思います。
ただファイナルは一番緊張が出てたかなぁー。
本番前も本番中も涙してるシーンを何度も見ましたし、相当張り詰めた中であの日を迎えていたんだなっていうのがすごく伝わってきました。
TOKYO GIRLにしろおもかげにしろ曲の入りこそ緊張してるんだけど、徐々にほぐれていって最後には完全に場を掌握できていたけれど、今回に関しては最後までその"ノってくる感じ"はなかったなとは感じました。
ですが、やっぱ彼女の声はすばらしいし、声質だけじゃなくてリリックが伝わりやすい発声や滑舌のよさ、ボーカルの時のアンニュイでやわらかな表現とピッチの良さ、そういった彼女の努力で培ったスキルが加わってるからこそファイナルに進めるだけの評価を得たんだと思います。
これ彼女の希望通りのサブボーカル①とかでセンターやってたら想像以上もまた全く違った印象の楽曲になってたんだろうなぁ。
それだけ彼女の存在ひとつでグループや楽曲のカラーが変わってしまうっていうのはすごいことです。本当に。
今後もまだまだ突き進んでほしいし、そんな彼女の周りに集まるメンバーもまたどんな人たちなんだろう、そしてどんな化学反応が起きるんだろう、と、楽しみがたくさんです。
You Go Girl!!!
⑩笠原桃奈
最後はもちろんこの方。最終順位1位、見事デビューをセンターポジションで勝ち取った我らが笠原桃奈さんです。
まずは桃奈おめでとう!!!
やっぱりいろんな予想も飛び交う中でどう転ぶかわからないなって本当に思ってたので、発表の瞬間は思わず声を出して喜びました。(W杯で日本代表がロスタイムギリギリで決勝ゴールしたみたいな叫び)
これまでのことは前回のタイトルでも書いたので割愛しますが、
今回のデビュー評価の想像以上に関しては正直こんなに気迫のこもったメンバーの中でのメインボーカル、そしてセンターではないにしろ結構真ん中で踊るパートも多かったので、逆に目立たない、というか、桃奈のショーマンシップが裏目に出てしまうんじゃないかなと思ってしまった部分もありました。
もちろん10人はバランスも、ダンスの揃い方も、気持ちの合わせ方もすばらしかったです。
けどやっぱり客前での"ショー"という見せ方においては経験者である桃奈(と、もうひとつのチームだった石井蘭さん)はこだわりも上手さもちょっと抜きん出てるなってのは前から感じていて、
だからこそ「オーディションで勝つというある種のファイティングスピリット」と「お客さんに魅せるというショーマンシップ」が拮抗してしまうと良くも悪くも"普通に良い"パフォーマンスに見えかねないなというか。
これはポジション評価での桃奈と中野心結さんとのやり取りでも見て取れた部分で、オーディションなのだから自分の強みを生かしてとにかく勝ちたい気持ちと、とはいえグループとしてお客さんに見せるレベルまで引き上げたい気持ちは、なかなか相容れず、結構ぶつかることもあるんだなぁとあの時感じました。
なのでファイナルのデビュー評価という雌雄が決する勝負の場において、周りがものすごい勝ちにきてる、勝ちたいパフォーマンスを出してくる中で、堅実にショーとして丁寧なパフォーマンスをやってくれた桃奈はインパクトには正直欠けました。
けどそんな誰にもできないパフォーマンスをしている桃奈がこれまでどれだけの苦労と挫折を経験してきたのか、1人でのこの2年余りをどれだけ強い気持ちで過ごしてきたかを思うともう泣けてきてやばかったです。、笑
デビューが決まった今、今度は全員がプロのアーティストとして、各々が考え作り上げたショーマンシップを掲げて舞台に立っていくことが求められます。
そして桃奈自身も新たな環境、スタッフ、メンバー、楽曲、ダンス、歌唱法、さまざまな変化の中でよりそこに磨きをかけていかなくてはなりません。
心配はしてません。とにかく体に気をつけて、時に周りに頼りながら、支えあいながら思い描いたアイドル、アーティストへと突き進んでほしいと切に思います。
終わりに。
ということで見事自分のApple Musicの今年聞いた楽曲1位に(たった1週間で!)なりました想像以上について、楽曲評とメンバーへの気持ちをつらつらとアウトプットしました。あースッキリ。
日プの事書くのはこれで一区切り。
みなさんおつかれさまでした。