kawauso編集長のぼやきVol.9「煮詰まる・・」
ライターさん、というか物書きをする人なら、
煮詰(につま)るという感覚は分かってもらえるかと思う。
大方、アイデアは出ていて後は書くだけなんだけど
何かが足りなくて、筆が進まない状態
アイデアがないんじゃなくて、なにかが足りなくて
ギアが入らない嫌な状態の事です。
本当は煮詰まるとは結論間近の意味
なんかに煮詰まるというのは本来、
物事が結論に近づくと言う意味らしく
飽和状態(ほうわじょうたい)を意味するのではないらしいね。
十分に食材に火が通り、完成間近が元の意味
後は食べるだけと考えれば納得ではある。
でも、煮詰まるって飽和状態のほうが
ピッタリ来るような気がするんだよね。
鍋に具材がびっちり詰まって煮え
どこにも動かない感じ、あれが煮詰まるイメージに
相応(ふさわ)しいんじゃないかと・・
煮詰まったらどうする?
編集長は、記事を一気呵成(いっきかせい)に書くタイプで、
気が向かないので寝かしておく方法は取りません。
色々あって、一週間も置いてしまうと
色々とアラが見えるようになり、
最初から書き直す事が多いです。
少し長い記事になると、
4~5時間はパソコンの前から動かず
飯も食わないし外出もしません。
それで最後まで完成すればいいんですが
途中で煮詰まると困った事になるのです。
大体ね、煮詰まる時は決まっていて、
記事の中に余分な部分が一部あるか、
そうでないと、一部足りない場合です。
心では納得していても脳が納得していない状態で
放置しておくと完成しないパターンです。
足りない時は歩き多ければ見直し、それでダメなら
足りない時は、思い切って机を離れ
歩きに行ってきます。
すると帰ってくるまでには足りない部分が何か、
大体分かります。
多い時は、無心になって記事を何度も読み返します。
そうすると、あ!と思う所があり、
そこを修正すると納得がいきます。
それでも煮詰まったらどうするか?
もう捨てます、それは捨てるべきネタです。
記事は80%完成くらいがいい
4年記事を書いていると、記事は80%完成がちょうどいい
そういう気がしてきた。
100を目指すと、記事に予防線を張りだして
読んでいても遊びがなく、つまんないんだよね。
読者が突っ込める甘い部分を残す80%がいい。
というわけで、このぼやきも80%です。
なんかモヤモヤしたものを感じたなら大成功