見出し画像

伊計島月桃水

Story of 伊計島月桃水

伊計島 玉城区長

「これからもずっと自然の美しい風景を守りたい」という伊計島の人々の想い。 その想いを形にするべく、自生する月桃の葉・花を、島の歴史に彩られた清らかな湧き水で蒸留しました。こうして島の豊かな自然や空気を心から感じていただけるハーバルウォーターが生まれました。

マイクロファクトリーとして一歩を踏み出した私たち、一番初めに作る商品は地域の思いがこもったものを作りたい、と思っていました。
伊計島は沖縄の東側に位置する人口約230名の島で、50数年前に橋がかかり車で行けるようになりましたが、昔ながらの風景が残る素敵な島です。伊計島にも沖縄の万能ソウルハーブ「月桃」があちこちに自生していて、島の風景を飾っていて、5月の今はちょうど花の時期となっています。

この日刈り取った月桃の花(年に一度5月頃に開花)

伊計島の玉城区長や、島の友人たちは口を揃えて「この自然・風景を残したいんだよ」と言います。月桃蒸留水で使用するのは葉と花の部分。刈り取った後は、また元気に葉っぱが生えてきます。花は刈り取らないとタネになって周りにどんどん増殖してしまうので、区長の協力のもと昔から祈りを捧げ続けている場所、ヌンドゥンチ拝所などの公民館の管理する緑地から有り難く採取させてもらいました。

昔は伊計島唯一の飲み水として親しまれてきた湧水「犬名河(インナガー)」からの水汲みは女性の仕事で、150段ほどの石段の坂道を上がり下がりしての水汲みはあまりにも重労働でした。そんな背景から「伊計島の人に嫁ぎたいけど、犬名河の水汲みがあるからどうしよう」という当時の心境を綴った歌が琉歌として残っています。
私たちも当時のお嫁さんと同じように石段の坂道を上がり下がりし水を汲みました。当時の女性と同じ体験をさせていただき、こちらのお水を蒸留に使用しています。(手すりもなく、タンクがなかった時代だと思うので、同じではないはずですが、、、、昔の人は本当に逞しい!)。全て伊計島のものだけで作りたい!という蒸留担当者の思いで、区長も快く湧水汲みをナビゲートしてくれました。

ピラミッドのような石垣が残っています。右が現代の手すりのついた石階段。
歌碑の前で私たち。

月桃は一生付き合いたい、あらゆる場面で役立つハーブです。沖縄では伝統的に使用されてきましたが、最近ではその高い美容効果が注目され、コスメの原料としても活用されています。

その効果は多岐にわたり、シミやシワの予防にはもちろん、日焼け後の炎症にも有効です。また、毛穴を引き締め、抗菌作用が働きニキビ予防や吹き出物の炎症を抑えます。さらにターンオーバーを促進することでアンチエイジング効果も期待できます。

伊計島を感じられる「伊計島月桃水」、ぜひ毎日の生活に取り入れて島の恵を感じて頂けたら嬉しいです。

この橋を渡ったら伊計島
伊計島が大好きでほぼ毎週行っている蒸留担当者

発売は来週(5月15日頃)を予定しています。
数量限定なので、卸販売はなく売店限定と弊社サイトのみの販売になります。
日焼け止めとのお得な限定セットもご用意してお待ちしています◉


いいなと思ったら応援しよう!