Wi-Fi(ワイファイ)とFreeWi-Fi(フリーワイファイ)
ブログを書いている方にとってインターネット環境は必要不可欠です。
ご家庭で、『有線LAN』だけを使用してインターネットに接続している場合はあまり馴染みがないかもしれませんが、スマートフォンや屋外でパソコン・タブレットを使う方にとって『Wi-Fi(ワイファイ)』は必要ですね。
そこで、これから「インターネットやブログを始めてみたい」って方や、「Wi-Fiのこと、あまり分かっていない」って方へ、Wi-Fi(ワイファイ)について解説したいと思います。
【こんな方におすすめ】
✅Wi-Fi(ワイファイ)の意味が分からない方
✅Wi-Fi(ワイファイ)とFreeWi-Fi(フリーワイファイ)の違いが分からない方
✅有線LANと無線LANで迷っている方
✅屋外でブログ記事を書きたい方
✅インターネットを始めたい方
✅ブログを始めたい方
✅FreeWi-Fiを安全に使いたい方
Wi-Fi(ワイファイ)とは?
Wi-Fi(ワイファイ)とは、スマートフォンやパソコン・タブレットなどの端末と、ネットワークにアクセスするための機器を無線(よく聞く『無線LAN』はそのシステムのことなので違う意味になります)でつなぐ規格のことをいいます。
Wi-Fiを利用するためには、『Wi-Fiルーター』が必要です。Wi-Fiルーターから電波を受け取ることで携帯電話やパソコンでインターネットが利用できるようになります。
一般的に家庭でWi-Fiルーターを設置する場合は、通信事業者へ料金を支払って利用します。
FreeWi-Fi(フリーワイファイ)とは?
FreeWi-Fi(フリーワイファイ)は、パソコンやスマートフォン、タブレットなどのデバイス(端末)を、無線LANを使って、訪れた人が誰でも無料でインターネットに接続できるように、公共施設やショップ、企業などが『Wi-Fiルーター』を設置するものです。
「公衆無線LAN」とも呼ばれ、『FreeWi-Fi』の表示が目印です。
『Wi-Fiスポット(エリア)』とは、誰でも利用できる無料のWi-Fi(ワイファイ)を提供している場所(エリア)のこと。
FreeWi-Fi(フリーワイファイ)が使える主な場所
✔︎ネットカフェ
✔︎喫茶店
✔︎ホテル
✔︎駅
✔︎空港
✔︎コンビニ
✔︎ゲームセンター
✔︎カラオケ
✔︎コンビニ
✔︎ショッピングモール
✔︎図書館
✔︎公園
《メモ》
どちらもWi-Fi(ワイファイ)であることは同じです。一般的にWi-Fi(ワイファイ)と言ったら『有料』で利用するものを言い、FreeWi-Fi(フリーワイファイ)=(以下 フリーWi-Fi)は『無料』で利用できるものを言います。
フリーWi-Fiの3つの種類
フリーWi-Fiには、利用方法に応じて3つの種類に区別されています。
❶接続するだけで利用できるフリーWiFi
❷施設内のパスワード入力が必要なフリーWiFi
❸会員登録が必要なフリーWiFi
フリーWi-Fiの5つの接続方法
フリーWiFi には、以下の5つの方法で接続することができます。
❶自動接続
❷ユーザー認証での接続
❸手動での接続
❹アプリを利用しての接続
❺規約に同意しての接続
フリーWi-Fiのメリットとデメリット
FreeWi-Fiのメリットとデメリットです。
フリーWi-Fiのメリット
❶屋外でもインターネットが利用できる
スマートフォンやパソコン・タブレットなどの端末さえあれば、FreeWi-Fiを提供している場所のWi-Fiルーターに接続できるので、インターネットが利用できます。
❷無料で利用できる
そういったサービスは、そこを利用する人やスタッフにとってありがたいので、人が集まりやすい環境になります。
フリーWi-Fiのデメリット
❶通信速度が環境に左右される
比較的に通信速度は早い所が多いのですが、多くの人が集まる施設等で、利用が集中すると回線が混み合い通信が遅くなることもあります。
❷自動的に接続される場合がある
フリーWi-Fi(公衆無線LAN)のスポットでは自動的に、フリーWi-Fi に接続されることがあります。
接続されれば通信量がかかりますから、契約内容によっては、あっという間に通信量が限界に達してしまいます。
また、悪意のある「暗号化されていないフリーWi-Fi」や「なりすましのフリーWi-Fi 」に接続される場合があります。
接続を切りたい時、iPhone(アイフォン)やAndroid(アンドロイド)の場合は、「設定」→「Wi-Fi」から「自動接続をOFF」にします。
❸個人情報が盗み見されやすい
先程も述べましたが、暗号化されていないフリーWi-Fi では、個人情報が盗み見される恐れがあります。
フリーWi-Fiを使う上で気を付けること
上記で示したように、FreeWi-Fiにはいくつかのデメリットがあります。
とても重要な部分になりますので、対策を取って利用することをお勧めします。
具体的な対策については、この記事の最後の方で解説しています。
フリーWi-Fiに接続できる便利なアプリ
NTTが運営している無料のフリーWi-Fiアプリの「Japan Wi-Fi auto-connect/WiFi」
一度登録すれば、ログインの手間いらずで、日本全国の、Wi-Fiスポットに行けば自動接続されます。省電力&快適なインターネット環境を楽しめるサービス。
※アプリのダウンロードはこれからブログの記事内から簡単にできます。
Wi-Fiと無線LANは違う
Wi-Fiは一般的に『無線LAN』と呼ばれることもあり、同一のものと思われがちですが、厳密には『Wi-Fiと無線LANは別のもの』です。
《メモ》
Wi-Fiとはひとことで言うと『無線LANの規格のひとつ』です。
LAN(Local Area Network)
無線LANが市場に出始めた頃、各国の色んなメーカーから無線LAN機器が発売されましたが、違うメーカー同士では接続ができないことが問題になり、普及が進まない状況の中、無線LAN製品の普及促進を図る目的で『Wi-Fi Alliance(ワイファイ アライアンス)』という業界団体が生まれました。
そして、Wi-Fi Alliance(ワイファイ アライアンス)により、他メーカー同士でも接続ができるよう、無線LANの統一規格が作られ、その規格の名称を『Wi-Fi(ワイファイ)』としました。
無線LANの中のブランド名のようなものです。
ただ、一般的には無線LANとWi-Fiは同じ意味で使われているので、同じ意味として使っても問題はないと思います。
有線LANとの比較/メリットとデメリット
有線LANのメリット
❶通信が安定している
❷通信速度が速い
❸セキュリティ管理がしやすい
有線LANのデメリット
❶LANケーブルを接続していないと使えない
❷配線の見栄えが悪い
フリーWi-Fiを安全に使うには
誰しもフリーWi-Fiを安全・安心に使いたいものです。
フリーWi-Fiを安全に利用するには以下の4つことに気をつけます。
上から順に安全性が高いものになります。
❶VPNを利用する
❷『https』から始まるサイトだけ見る
❸お店や公共施設で正規に利用提供されているWi-Fiだけを利用する
❹個人情報のやり取りを控える
順に見ていきます。
❶VPNを利用する
VPN とは『virtual private network (仮想プライベートネットワーク)』のそれぞれの単語の頭文字をとって造られた言葉で、インターネット接続時にプライバシーをオンラインで保護するものです。
分かりにくいかもしれませんが、VPNサービス経由だとあなたのIPアドレスが非表示になるため、あなたが閲覧しているページや表示している情報を他人が見ることはできません。
つまり、常にあなたの個人情報がVPNというサービスによってガードされるということです。
企業などはVPNを利用しています。もちろん個人でも利用している人は多く、利用できるサービスも増えてきています。
アバスト セキュアラインVPN などがよく知られています。
※アバスト セキュリティラインVPNについてはブログ記事内から詳しく見ることができます。
ブログ運営している人はご存知、ワードプレス(WordPress)は常に外部からの攻撃を受けており、最悪の場合にはいわゆる乗っ取られて、他人から内容を書き換えられたり、ログインできないなどの事態が起きてしまうため注意が必要です。
❷『https』から始まるサイトだけ見る
『https』から始まるサイトは、Wi-Fi 自体は暗号化されていなくても、サイトとスマートフォンなどのデバイス間で暗号化され、第三者から個人情報を盗み見されるのを防いでくれます。
http〜のサイトが全て「安全でない」訳ではありませんが、万が一に備え、http〜ではなく『https〜』始まるサイトだけ閲覧(えつらん)するようにしましょう。
❸正規に提供されているWi-Fiだけを利用する
フリーWi-Fi など、新しいWi-Fi に接続される際には確認メッセージとともに、『SSID』というアクセスポイントの「名前」が表示されます。
たいがいは、その施設名などが表示されますが、SSIDは設置者が任意に設定可能なので「なりすまし」の判別が難しく注意が必要です。
❹個人情報のやり取りを控える
あなたの個人情報は誰かに見られているかもしれないという認識を持ち、個人情報のやり取りは極力しないようにしましょう。
仕事関係であれば、顧客情報のやり取りは危険です。
VPNなら安心
フリーWi-Fi スポットは数多くあり、接続の度に細かく安全性をチェックするのは困難でしょう。
安心してフリーWi-Fi を利用するなら『VPN』サービスを利用することです。
明日は我が身、自分の身は自分で守りましょう。