![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/115916477/rectangle_large_type_2_4521e633cf1e51e3ae9063be0b8f716c.jpeg?width=1200)
【お出かけ】自分だけの器を作ろう!癒しの陶芸体験
こんにちは、さんごです。
2023年7月末、友人と2人で、陶芸体験をしてきました。
6年間連れ添ったマグカップを割った日
ある日、機嫌よく皿洗いに勤しみ、泡を流したマグカップを乾かそうとした時のこと、カップを落としてしまいました。恐る恐る拾い上げると、取手部分だけが、ぽきん、と取れていました。かろうじて器の形は保っているものの、取手があった場所、底から1㎝くらいのところに、ポッカリと穴が開いている状態。「教訓茶碗(一定ラインを超すと注いだものが流れてしまう茶碗)」としては使えそうですが、むしろ教訓茶碗以外の使い途はなさそう。泣く泣く別れを告げました。
マグカップを失い、新しくしっくりくるカップが欲しいな、と思っていたところ、ナイスタイミングで友人から陶芸体験に誘われ、行ってきました。陶芸体験のレポートをお送りします。
陶芸工房 花いかだへ
今回は、「陶芸工房花いかだ」で体験してきました。事前にWEBで予約を取りました。
12:21 岩沼駅に到着、タクシーで移動(15分)
![](https://assets.st-note.com/img/1694427782279-ve1bw7HYYT.jpg?width=1200)
13:00 体験開始
体験のお部屋は、窓が大きくて周りの景色も楽しめる空間でした。まずは先生がお手本を見せてくれます。
今回体験したのは、「電動ろくろ」です。洗面器のようなものの中に台があり、そこに粘土が乗っています。右足の足元にあるペダルを踏むことで、台が回転します。ペダルの踏み込み具合で回転のスピードを調整します。
いざ、体験!
私の体験したコースでは、1時間で4つの器が制作でき、うちお気に入りの1つを焼いてもらえます。2つ目以降を焼いてもらう場合は、別途料金がかかる仕組みです。
ペダルを踏み、粘土に恐る恐る触っていくと、ひんやりしっとりした感触が。子どもの頃、泥団子を捏ねていた日々を思い出します。適度に水をつけると成形しやすかったです。粘土の触り心地が良すぎて、無心で制作してしまいました。優しい先生がサポートしてくださるので、初心者でも安心して器を作ることができました。
マグカップ、小鉢、お皿×2の順で作りました。最後の1つは、適当に触っていたら、グネリンとしたお花のような形の皿が出来上がりました。これもまた楽しかったです。
14:00 体験終了
14:30 持ち帰りたい作品と釉薬・仕上げを選ぶ
私は、お目当てだったマグカップと小鉢に決定。釉薬も見本をじっくり眺めて、選びました。なお、カップの取手は、先生が後日付けてくださるとのこと。仕上がりを楽しみに待ちます。
できあがった作品たち
待つこと1ヶ月、仕上がった作品たちが、届きました。
夜空なマグカップ
宮澤賢治の作品「銀河鉄道の夜」をイメージし、ツヤっとした夜空のような深い青を選びました。「深めでたっぷり入る方が嬉しい!」と思ったので、大きめに作りました。
![](https://assets.st-note.com/img/1694427903286-ew8yGiZ74O.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1694427916479-usHOTj0c55.jpg?width=1200)
しずくの小鉢
こちらは、最後に一箇所をちょっと尖らせて作りました。マットな仕上がりで、海のような水色と、砂浜のような桃色の釉薬を選びました。まるで波打ち際みたいな小鉢になりました。
![](https://assets.st-note.com/img/1694427994259-hmAGRKcauV.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1694428002439-5S9cvAVF76.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1694428011375-hlrkc1c2Qy.jpg?width=1200)
出来上がった作品はどちらも、手に持った感じもしっくりと馴染む素敵な器でした。届いた時に嬉しかったのは、先生からの手書きのメッセージが添えられていたこと。癒される空間で作った大切な器たち、これから使うのがとても楽しみです。