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小児性ストレスとうんこ事件
私が保育園に行っていた時、男の子にいじめに合いその精神的ストレスで自家中毒症というものになりました。この病気は2歳から10歳くらいの年の子供によくみられるようで、神経質、感染過労、神経緊張、精神高揚などで引き起こされ、症状は一週間くらい吐き気や嘔吐を繰り返すというものでした。
私はいつからか常にこの症状になり、幼い私はこの症状が精神の方からくる病気だとは思わず、母もただの風邪だと思っていたのかもしれませんが気づいていなかったのかもしれません。この時は病院には行かなかったと思います。
しかし、こうなるともう何も口にできないのです。食欲もないし、少し食べてもすぐに吐き気がして戻してしまうのです。喉が渇くので水かお茶しか飲めないのです。常に吐き気が襲うので桶を横に置いて寝ている状態でした。
これを何度かこの時は繰り返していた記憶があります。
私は昔から学校の行事の時はいつもなにか心から楽しむことができない私はいつも緊張状態で生きていました。誰にも心を開けないというか、内に閉じこもる性格だった。人となにかが違う・・・といつも思っていたのです。
本当の自分を出したら嫌われる。そんな感覚で生きていました。
この保育園時代は私はなにも自己主張の出来ない子供だった。男子からのいじめのこともあったことからいつも周りにビクビクして生きていた。
友達という仲良しになるような子もひとりもいなくて誰かと楽しく話したとかそういう記憶もない。
覚えているのはお昼のお昼寝時間に私はふとトイレに行きたくなって我慢していた。
そんな昼寝の時間に私が起きてトイレに行ったらみんなが見ていじめられるんじゃないか?・・・
といつもなにか恐怖にかられていたのを覚えています。
そんなことを寝ながら考えていてなかなかトイレに行けず布団の中でとうとうそのままうんこを漏らしてしまったこともあります。
正直この保育園時代の話は思い出したくないですが、
このうんこを漏らしてしまった後、隣に寝ていた子が「なんか臭い!!」と騒ぎ出して教室のみんなは昼寝どころではなくなりました。
思っていた恐怖が現実化してしまった・・・
それからその保育園の唯一安心できる女の先生がそんな私を心配してくれて母親をその後呼び出していろいろ話していた。母は新しい下着を持ってすぐに迎えに来てくれた。
私は先生に何も言えなかった。トイレにひとりで行くのも怖かったなんて言えなかったのです。
今考えると本当に弱虫で気が小さい子供だったんだな、と思えます。
まさに虐待された犬のような感じだったのです。
いつからか保育園に行く前から毎日吐き気がしていて、母の自転車の荷台に乗って泣きながら園に向かう自分がいました。それでも母は保育園に向かい泣いてる私を下ろしてそのままパートの仕事へ向かうのです。
この門をくぐるのが本当に苦痛でした。
それからは園児全員が私を汚い目で見るのがとても怖かった。
一度うんこを漏らすと汚い奴扱いされるのです。
「うんこしたくらい何が悪いんだよ!」と軽く言えたらどんなに気がラクなんだろうか。でも当時の私はそんな強気な発言なんてできるはずもなく、この最悪で苦痛な保育園時代を早く過ぎるのを待つことしかできなかった。
毎日恐怖で生きていて本当にその恐怖の現実を引き寄せてしまった幼いころの思い出でした。