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パーソナライズヘアカラーのサブスク「カラリス」がパワーアップ

パーソナライズヘアカラーのサブスク「COLORIS(カラリス)」がカウンセリング機能の強化を行いました。
これにより様々な機能が追加されているとのこと。
この機能強化にはどのような狙いがあるのでしょうか。

■カラリスがカウンセリング機能を強化

パーソナライズヘアカラーのサブスクができると話題のサービス「COLORIS(カラリス)」がカウンセリング機能を強化しました。
カラリスを展開する株式会社ストークメディエーションと、EC業界No.1といわれる製品力を持つW2株式会社による共同開発にてECプラットフォーム「W2リピートセレクト」が誕生。
これによりカラリスでは、アカウントのマイページからカウンセリング診断が繰り返しできるようになり、リピート購入の増加が期待できるとのことです。
ヘアカラーのサブスクというビジネスモデルにおいて差別化を図るのが狙い。

■注目のサブスク「カラリス」とは

カラリスとはホームヘアカラーをパーソナライズな処方で定期購入(サブスクリプション)するというもの。
いわゆるサブスクの一つです。
新ビジネスが次々と登場するサブスク市場においてもヘアカラー剤は目を引き、2019年9月のサービス開始時には話題となりました。

・Web上でカウンセリングできる

カラリスの一番の魅力はなんといってもWeb上でカウンセリングができる点です。
それも現在の髪の状態などの11の質問に答えるだけで、1万通り以上の組み合わせの中から最適なヘアカラーとトリートメントを提案してもらえます。
処方されたヘアカラー剤とトリートメントは希望する周期で自宅に配送されるので、自分のタイミングでセルフカラーが可能に。
ヘアカラー後はカラリス専属美容師が継続的にサポートしてくれるので安心です。

・最短2日後に自宅へ配送

カラリスの料金設定と注文周期、セット内容は次の通り。

◎通常購入:3,980円(税込4,378円)
◎定期購入:3,582円(税込3,940円)
◎定期購入の際は2・4・6・8週間の中から好きな周期を選択可能
◎セット内容:ヘアカラー剤・トリートメント・手袋・コームブラシ・ケープ・イヤーキャップ・カップ

セット内容のカップは初回のみ。
注文から最短2日後に自宅まで直接配送されるので自分のタイミングでホームカラーが楽しめます。

・&ROSYにてヘアケア部門1位を獲得

カラリスは宝島社の人気美容誌「&ROSY」にて、編集部か選ぶベストコスメに選出されました。
結果はヘアケア部門第1位という快挙。
これは2020年3号にて行われた企画で、美容賢者である編集部員たちがベストコスメを選ぶというもの。
「忙しくてもカラーを楽しみたい!自宅でできるヘアアイテム」というテーマにカラリスのコンセプトがマッチした結果といえるでしょう。
この受賞に合わせてカラリスではプロモーションムービーを作成し、YouTubeにて公開しています。
カラリスのユーザー体験を描いたこの動画では、「自分らしい生き方を応援したい」という想いが込められているそう。

■カウンセリング機能の強化でどこが変わったのか?

カウンセリング機能を強化したECプラットフォームの採用により、カラリスはどう変化したのでしょうか。

・きめ細かいカウンセリングが可能に

カウンセリング機能の強化により、診断コンテンツでは質問や回答を無制限に設けることができるように。
シナリオの分岐が多彩になるのでよりきめ細かいカウンセリングが可能になりました。
1万通りの中から一人ひとりに合わせた処方をする点は変わらないものの、よりユーザーにマッチした提案が行えるようになるとのことです。

・購入フローがよりわかりやすく

従来のカラリスではカウンセリングによる診断結果画面が表示された後、実際にヘアカラー剤を購入するまでにいくつもの画面遷移がありました。

◎診断結果画面
◎カート画面
◎ログイン画面
◎配送情報入力画面
◎決済情報入力画面
◎注文情報確認画面
◎注文完了画面

画面遷移が多いと操作が面倒になるだけでなく、離脱も増えます。
そのため新たなECプラットフォームにより診断結果画面から決済情報入力画面までを同一ページ内で完結できるようになりました。
また、カウンセリング結果を固定しないというのもカラリスの特徴といえます。
前回のスコアを踏まえつつ、何度も診断を行えるので「他にも自分に合ったヘアカラーがあるのではないか?」といったリピート購入の増加も期待できるとしています。

・関連商品のレコメンドも

診断結果や注文確認、購入確認といった各画面にて、カウンセリングに基づくレコメンドの表示が可能になりました。
ユーザーの状況や好みを推測したレコメンドにより関連商品の提案ができるため、満足度の向上が見込めるとのこと。

■カラリスのこだわり

カラリスはパーソナライズヘアカラーのサブスクとして、こだわりのある商品に仕上がったといいます。
それが次の5つ。

◎Webカウンセリングによる最適な処方
◎高発色&ダメージレス
◎ウォーターリッチ処方
◎グリーンフローラル調の香り
◎「安心・安全・高品質」の保証

それぞれ詳しくみていきます。

・Webカウンセリングによる調合

カラリスのWebカウンセリングでは11の質問により一人ひとりに合わせたヘアカラー剤とトリートメントを処方しています。
同じカラーでも髪質や髪の状態により最適な処方が異なるため、薬剤の組み合わせは1万通りにもなります。
Webカウンセリングによってカラーベースを基にした最適な処方を実現したとしています。

・高発色&ダメージレス

一般的にヘアカラーでは2つの薬剤を混ぜて行います。
それが「キューティクルを開き、カラーを入れる薬剤」と「発色とブリーチ、ダメージをコントロールする薬剤」です。
市販のヘアカラー剤はどんな髪質でも染められるように薬剤が強めに設計されているため、髪や頭皮がダメージを受けてしまうことも。
カラリスではWebカウンセリングに基づき、一人ひとりの髪の状態に合わせて調合するので高発色でありながらダメージレスなヘアカラー剤の提供が可能とのこと。

・ウォーターリッチ処方

カラリスでは油分の割合を抑え、水分の割合を最大限に高めた処方を実現。
このウォーターリッチ処方では水分が多いので通常よりも髪の内部まで浸透しやすく、クリアな発色ができるそう。
また、油分が少ないので髪への負担が軽減され、軽やかな指通りを実感できるとのことです。

・グリーンフローラル調の香り

ヘアカラー剤といえば鼻につくツンとする匂いが特徴ですが、カラリスでは調香により軽減することに成功したそう。
トップはビターオレンジやアップルなどを加えた爽やかなグリーンノートで、次第にジャスミンやスズランなどのホワイトフローラルに変化。
ラストはムスクやアンバーが穏やかに香ります。
心地よいグリーンフローラル調の香りが自宅でのヘアカラーをより充実させたものにしてくれるでしょう。

・「安心・安全・高品質」の保証

カラリスのヘアカラー剤は資生ケミカルの全面協力により製造しています。
国内最大手の化粧品OEMメーカーである資生ケミカルにて研究開発から生産、品質管理まで一貫した生産体制が整っており、高品質な商品の提供が実現しました。
ヘアサロンと変わらない高い品質のヘアカラー剤とトリートメントを、サブスクでいつでも手に入れることができるとしています。

■美容室との提携も開始

2019年9月にサービスが始まったカラリスは、これまでにないパーソナライズヘアカラーのサブスクとして注目を集めました。
そしてかねてより検討していたという提携美容室でのカウンセリングも開始。

・カラリスから美容室への送客の動線づくり

美容室との提携ではカラリス公式LINEを活用します。
画像や動画にてリアルに近いカウンセリングを実施。
このカウンセリングは無料で、提携美容室の美容師が行います。
リアルな美容サービスと融合することで新しい美容業界の仕組みを構築したいとの考えからスタートしたサービスだそう。
また、提携美容室にとって新しい集客と顧客育成の仕組みを構築するため、カラリス公式サイトに認定カラーリスト一覧を設ける試みも。
画面上のスタイリストを選択することで美容室の予約ができるという、カラリスから美容室への送客の動線づくりにも取り組んでいました。

・「C CHANNEL STORE」での販売も

美容やファッションに敏感な世代にカラリスの魅力を知ってもらおうと、動画メディアにて一般販売もスタートさせています。
メインユーザー層が10~20代という若い世代の「C CHANNEL STORE(シーチャンネルストア)」では、初回購入価格を50%オフにて特別提供を行っていました。
ホームヘアカラーを身近に感じてもらい、新たな顧客層の開拓を目指したそう。
日本ではまだなじみのないパーソナライズヘアカラーのサブスクですが、アメリカではすでにジャンルとして確立、定着しています。

■カラリスを展開するのは株式会社ストークメディエーション

パーソナライズヘアカラーのサブスク、カラリスを展開するのは株式会社ストークメディエーションです。
どのような会社なのでしょうか。

・会社概要

◎社名:株式会社ストークメディエーション
◎所在地:〒150-0001東京都渋谷区神宮前6-23-4
◎URL:https://storkmediation.com/
◎代表:代表取締役 梅野祐樹
◎設立:2018年11月14日
◎資本金:990万円

・カラリス開発の経緯

ブランドコンセプトである「心に寄り添い、あなたらしくいられる色を、届けたい。それによってライフスタイルに彩りと余白を提供したい。」を体現すべく開発されたのがパーソナライズヘアカラーのサブスク、カラリスです。
お客様と直接コミュニケーションが取れるD2Cモデルの特性を活かし、お客様の声による改善と成長を続けるブランドでありたいとのことから生まれたそう。
D2C(Direct to Consumer)とは、中間流通業者を通さず、製造者と消費者がダイレクトに取引をすることをいいます。
ここではメーカーがECサイトにて顧客へ直接販売することを指しています。
代表を務める梅野祐樹氏は、東証一部上場の化粧品会社でベンチャーキャピタリストの経験を持つ人物。
そのベンチャーキャピタルではD2Cやビューティテック企業への投資を行っているとのこと。
 

パーソナライズヘアカラーのサブスクであるカラリスが、W2とのECプラットフォーム共同開発によりカウンセリング機能を強化しました。
注目のサブスクにて新しいビジネスモデルとなるカラリスがますますの躍進を見せそうです。

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