ダイソンからヘアドライヤー「Dyson Supersonic r」が発売に
2024年4月18日に新製品発表会を開催したダイソンはr型ドライヤー「Dyson Supersonic r(ダイソン スーパーソニック r)」を披露しました。
店販用に関しては世界に先駆けて日本で先行販売されます。
■ダイソンのr型ドライヤー「Dyson Supersonic r」とは
一見するとヘアドライヤーとは思えないような形状なのがスーパーソニックrの大きな特徴。
従来モデルからさらに進化し、その名の通り「r」の形をした先進的なデザインです。
・人間工学に基づいたデザイン
目を引くのはなんといってもそのデザインですが、これは人間工学に基づいたデザインとのこと。
コンパクトな形状は風のコントロールがしやすく、手が届きにくい後頭部などもムラなく乾かせるそう。
流線形のヒーターを新開発したことでこの形状が実現したそうで、電力密度の高いヒーターが通過する気流を均等に熱してくれます。
それにより温度のムラが起きにくくなり、ホットスポットが発生しにくくなる仕組みとのこと。
さらに大風量で速く乾かせるようになり、髪や頭皮への熱ダメージを軽減するとしています。
持ち手の下方から吸気を行うという、独自のデザインは従来モデルと変わりません。
・アタッチメントは3種類
用意されているアタッチメントは3種類あります。
マグネット式で付け替えもスムーズ。
◎速乾ツール:素早く乾かす高速の風を生み出す
◎低温ツール:頭皮にも優しい均一に拡散されたなめらかな風を生み出す
◎なめらかツール:うねりを抑えたなめらかに仕上がるイオンを届ける風と生み出す
いずれも推奨風速・風温がオート設定されており、取り付けた瞬間に認識して自動調節してくれます。
面倒な操作は必要ありません。
また、好みに応じて設定を変更することも可能です。
・小型化かつ軽量化に成功
従来モデルに比べ30%の小型化と20%の軽量化を実現しているとのこと。
より扱いやすくなっています。
小型軽量化してもパワフルな風量で速く乾くため、髪に熱を当てる時間は短縮できるとのこと。
熱による髪や頭皮へのダメージも軽減できます。
また、風温をコントロールするインテリジェント・ヒートコントロール機能も搭載。
熱を当てすぎても温度を一定に保ってくれるので乾かしすぎによるダメージを最小限に抑えてくれます。
・調節は物理ボタンで可能
アタッチメントごとにオート設定された風量・温度が自動切り替えされるものの、自分好みに変更することも可能です。
持ち手部分にある物理ボタンでは、低温・中温・高温と、3段階の風速を設定できます。
また、冷風は長押ししている間だけONになるトリガーボタンが採用されています。
■プロモデルとコンシューマーモデルの違いとは
スーパーソニックrにはプロモデルとコンシューマーモデルがあります。
それぞれの違いを比較していきます。
【カラーバリエーション】
◎プロモデル:ビンカブルー/トパーズの1色のみ
◎コンシューマーモデル:セラミックピンク、セラミックパティーナ/トパーズ
【アタッチメント】
◎プロモデル:速乾ツール、低温ツール、プロコンセントレーターの3種類
◎コンシューマーモデル:速乾ツール、低温ツール、なめらかツールの3種類
【コードの長さ】
◎プロモデル:3.2m
◎コンシューマーモデル:2m
【発売日】
◎プロモデル:2024年3月27日より日本販売スタート
◎コンシューマーモデル:2024年4月18日より日本販売スタート
プロモデルのアタッチメント「プロコンセントレーター」とは、ブローしたいポイントだけに風圧の高い風を送るもの。
発売日について、プロモデルは2024年2月8日(米国時間)にニューヨークのファッションウィークにて披露されています。
一方のコンシューマーモデルは世界に先駆け日本で先行販売されました。
ダイソンのヘアドライヤーは日本で人気が高く、日本限定の新色が販売されることもあるほど。
■ダイソンはコードレスアイロン「コラール」も人気
ダイソンはヘアアイロンも好評です。
「ママタスアワード2021 美容ギア部門 グランプリ」や「VOGUE BEAUTY AWARDS2021 EDITORS‘ CHOICE賞2021下半期ベストコスメ」など、数々受賞しているダイソンのコードレスアイロン「Corrale(コラール)」は熱ダメージを半分に抑えられるのが魅力。
・コードレスで最長30分のスタイリングが可能
フル充電なら最長で30分使用可能なのがコラールの特徴です。
充電にかかる時間は70分ほどとのこと。
4セルのリチウムイオン電池を内蔵しており、コードレスでもコード使用時と変わらない性能を維持できるとしています。
OLEDスクリーンにバッテリー残量や充電状態が表示されるので視覚で判断できるのも魅力といえるでしょう。
・フレックスプレートで熱ダメージを半減
髪を挟むプレート部分にマンガン銅合金を採用したことで、毛束の形状に合わせて優しく包み込むことができ、髪への負担を軽減。
これにより低温でのスタイリングが可能になりました。
従来モデルに比べると熱ダメージを半分にまで抑えられているとのこと。
ストレートはもちろんカールやウェーブも作りやすい丸みを帯びたデザインです。
・髪質に合わせて温度を自動でコントロール
髪質や髪の太さ、長さに合わせて適切な温度をキープできるインテリジェント・ヒートコントロールを搭載。
プレートの熱を1秒間に100回測定し、過度な熱によるダメージを防いでくれます。
温度は165度・185度・210度の3段階設定です。
165度の場合、電源を入れてから約25秒で到達するとのこと。
・充電器は利便性の高いマグネット式
充電にはマグネット式を採用しており、360度回転できるので、電源につなぎながら使用してもわずらわしさを感じにくい設計になっています。
直接本体にコードをつなぐほか、専用の充電スタンドを使えばコードの付け外しも不要に。
10分間操作がないと自動で電源がOFFになるので、消し忘れの心配もありません。
コードレスなので持ち運びがしやすく、外出先でのスタイリングにも便利です。
■コラールはプロフェッショナル向けのヘアアイロン
コラールはサロン環境での使用を想定して設計されたヘアアイロンです。
コードレス設計なのでコードが絡まったり、コンセントの抜き差しをしたりといったわずらわしさがありません。
コードレスの場合は最長30分使用できますが、電源につなぐことで使用時間を延ばすことができます。
コードは3.8mあり、充電器は360度回転マグネット式を採用しているので動きを制限されません。
■ヘアケアアイテムにも力を入れているダイソン
ダイソンといえば掃除機や空調家電などのイメージが強いですが、実はヘアケアアイテムにも力を入れています。
特に先進技術が詰め込まれたドライヤーは美容業界でも評価が高いです。
ダイソンならではの大風量と人間工学に基づいたデザインにより、速乾を実現。
スタイリストの手首への負担を軽減してくれるとのこと。
小型軽量化や正確な風の操作性によりブローを活かしたスタイリングがしやすくなるといいます。
コンシューマーモデルは家電量販店や百貨店などで購入できるほか、プロモデルに関してもダイソン公式サイトや大手通販サイトなどで入手可能です。
ダイソンが新製品発表会で披露したヘアドライヤー「スーパーソニックr」は、大風量での速乾を叶える流線形のヒーターの開発に成功したことで先進的なデザインをしています。
従来モデルからさらに進化した形状は人間工学に基づいており、後頭部などの手が届きにくいところもしっかりと乾かせるそう。
ダイソンのテクノロジーが詰め込まれたドライヤーに美容業界からも注目が集まっています。