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#10 日産と永田町と私


ホンダと日産が、結局グダグダになった。
これには両社に嫌悪をいだきます。

でもこれって、初代成功のワンマン社長以外は、決して他人事では無いと思うのです。それだけではなく、更に道徳心を備えた社長以外は危険。

世間には、経営者になってはいけないダメ社長がいます。むしろ、こちら側が多数派でしょう。そして、ダメ社長は、世間が理解できない判断で周囲を驚かせます。

この判断は、会社を公的な組織ではなく公私混同した考えを持った人間が経営に就いたために起こり、私的感情によって世間と感覚が合ってない。日産は、赤字になりそうなのに、何人もの役員が億単位の報酬をもらっている。これは感覚がズレてる一例になる。(他にも感覚のズレはあって、たくさん報道されている)

近年は、海外投資家を意識してガバナンス体制なんてものを急ごしらえていますが、一体どれだけの会社で健全に機能しているのやら。

ホンダから子会社を提案された日産は、自らの成果で株価が低迷した。それなのに役員報酬やら次の役職を必至で守っているようで滑稽だ。責任をとって役員は素直に総入れ替え、これを私は日産に提言する。

ホンダは一時の危機にあったが、自ら脱した経験があり、日産よりホンダに託すのが良い。

このようにくっついたり離れたりするのは、企業だけじゃなく永田町も同じ。自公国民の幹事長合意はどこ吹く風だ。自民党と日産はメタ認知できておらず、世間と感覚が違ってるしか思えない。
政治と企業のそれぞれで行われる綱引き大会に、日本国民の私と日産株主の私は辟易してる。

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