机上の攻防戦。利便性と効率化と私のわがままと
机の上に物を置きたくないのです。しかし私の机はノートPCの作業台と調理台兼ねていて、調理中はノートPCは椅子の上に移住し、炊飯器が鎮座します。買い物を思い出せばメモが置かれ、PC作業中、手の乾燥が気になれば、ヴァセリンが置かれる。今は鏡餅も置かれています。机の脇にIKEAのワゴンなんかを置けば片付くのかもしれないけれど、収納家具が増えるのは賃貸暮らしとしてはいささか不満なのです。そもそもワゴンも棚も腰より低い位置に置いたものは取り出しにくく使用頻度が落ちます。それはつまり私には必要ないものとカウントされて我が家から追い出される。多少不便に感じたとしても使用頻度の少ないものを管理する方が私には面倒だからです。そうして今は少ない物量になりました。部屋が変われば必要なものも変わる。賃料の安い部屋は水回りの寿命が近いことが多いので何かあれば修繕を依頼するよりも引越しを検討したいところなのです。引越しのハードルを下げるためにも家具も荷物も少ないに越したことはないし厳選したい。たまたま今回の物件は収納が少ないということなのだもの。そもそも今机上にあるものはIKEAのタイマー付き時計と炊飯器、ブルーハムハムのフィギュア2体(これは他の場所に置いても良いかもしれないけど、机上にあると私が癒されるので必須)以外は消耗品です。常にそこにあるわけではない。物の住所を決めてその場所から動かさないことが机を綺麗に保つコツなのですが、そもそもそのスペースがない。もはや不衛生かもしれないが炊飯器を床に置いてしまおうかと殺伐と考えることもあります。炊飯器の処分を考えたこともありますが、今の物件はガスコンロもないので、食費の節約を考えると炊飯器は捨てられません。改善策としては、机上に置きがちな食品のストックを減らす、季節ものを買わない(今回鏡餅はたまたま人からいただいた)箱にまとめ動かしやすいようにするくらいでしょうか。私と物と机、交錯する三角関係は現在進行形なのです。