【推し活】THE KEBABS with 泉大智 #1
ポンコツおかんの唯一の趣味、それは好きなアーティストのライブに行く事。所謂推し活である。
「推しは推せる時に推せ」を信条に、今日も今日とてライブにいそしむ私なのである。
音楽が好きで、中学時代から50歳を過ぎた現在まで様々なアーティストのライブに足を運んできたおかんだが、その中で推しと呼んでいいアーティストは4組くらいだろうか。
その内現在も絶賛推し活中なのは2組。
今日はその最推しの2人が対バンするというなんとも奇跡的な!記念すべきライブに行ったお話。
そのライブとは、UNISON SQUARE GARDENのベース田淵智也が所属するもう一つのバンドTHE KEBABSとDISH//のドラム泉大智が始めたソロ活動の対バンである。
うん、なんだかややこしいな(笑)
THE KEBABSのツアーにゲストとして泉大智が出演するというもの。
正確に言うと私の推しはUNISON SQUARE GARDENとDISH//と泉大智なのだが。
THE KEBABSのライブはバンド結成時に一度行ったっきり何年も行っていない。
結成が2018年だから5年ぶりか〜時の流れは早い。
個人的に、THEKEBABSのライブの見どころはギターベースドラムの鬼プレイと無邪気に楽器で遊ぶ子供みたいな4人のおじさん(お兄さん)の楽しそうな顔。
ステージ上の4人が自由に遊べる場所を手に入れてとにかく楽しそうなのである。
ユニゾンのライブでも3人が楽しそうなのだが、ユニゾンの場合は緻密に作られた楽曲と緻密に作られたセトリが短時間の中にギュッと詰め込まれており、プレイヤーにとってはなかなかの苦行に見える。
あれを楽しんでやってるのだから超ドMな3人と言えよう。
話を戻して、今回のKEBABSツアー弘毅大阪公演のゲストに呼ばれたのが泉大智である。
今年スタートしたばかりの泉大智ソロプロジェクトだが、春に初のEPをリリース、泉大智初のソロツアーを完走した。
DISH//とは全く違うテイストのロックサウンド。
ギターを掻き鳴らしながら歌い時折シャウトする大智くんはDISH//のドラマーとはまるで違うアーティストのようだ。
おかんは去る10/18渋谷チェルシーホテル公演で初めて生の泉大智の音楽を体験させていただいたのだが、初めてのツアーとは思えないほど完成されていた。
バンドのまとまりやDISH//ではあまり見せない煽りやシャウトなども実に堂々と自然にこなしていたのだ。
中でも度肝を抜かれたのは大智くんの歌唱力だった。
大智くんの声といえば繊細で優しい声というイメージだったのだが、ライブハウスで聞いた大智くんの声は太く深く包容力のある歌声で安定感のある歌唱だった。
この人はどこまで大きくなるんだ!
と驚愕の豹変ぶり、いや成長ぶりだ。
きっと影で相当努力しているのだろう。
彼がこのプロジェクトを生半可な気持ちで始めてない事がこのライブでハッキリとわかった。
DISH//も泉大智も本気100%だ。
大智くんがMCで言った「大人になりたくない気持ちがある。ピュアなままでいたい。それを歌にしました」という言葉が心に残っている。
大人とは。ピュアとは。
大智くんが考えるそれが何なのかはわからないけれど、大智くんがその狭間で葛藤していてそういったものがこのソロプロジェクトの火種であろう事は想像がついた。
大智くんは今もずっと闘っている。
そしてこれからもきっと。
ピュアなまま大人になる。それは容易な事ではないのかもしれない。
でもそのピュアな気持ちを決して諦めず大事にして欲しい。
勝手ながらそう思った。
私も応援するし大事にするし闘うよ、と。
それでも世界は変わらないかもしれない。
心が折れそうになる時が来るかもしれない。
田淵がユニゾン20周年ライブで私たちに初めて吐露した「それでも…世界は変わらなかった…」「でも君がいた」「ありがとう、ありがとう」という言葉。
それは私たち一人ひとりに向けられた感謝の言葉であると同時に、人は一人では闘えないんだという事を示していた。
大好きと伝える事はきっととても大きな力になる。
いい曲はいい!好きな人には好き!としつこく伝えよう!
と改めて心に誓ったおかんであった。
で、やっとここからが本編(笑)
すぐ脱線してしまうな。
プロローグ長すぎたので続きは後日〜
泉大智EPリリース時のインタビュー記事↓
泉大智HP↓
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