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美容師になった話

綿のような雪の降る国で生まれました、綿雪みれいです!

本日は私が美容師になった経緯をお話し出来ればなと思います。
本気で美容師を目指そうと思っている方にはまるで参考にならないお話なのでご注意下さい。

高校卒業後の進路

みれいさんが通っていた高校はネットで目にする様な自称進学校(この先は自称進とします)に通っていました。当然のように『3年0学期』や『受験は団体戦』等というパワーワードを先生方から聞かされていました。
そんな中、みれいさんは大学進学ではなく専門学校への進学を決めました。
友人は大学進学や医療系の専門学校へ進学を決める人が殆どでしたがなぜみれいさんは専門学校、それも美容専門学校へ進学を決めたのか。それはお金がなかったからです。
進学後のお金がないのなら奨学金を借りればいいと思うでしょう。そうではないのです。まずみれいさんの家庭は父がこの時既に他界しており、母は乳癌と闘病している頃でした。先程述べた様に通っていた学校は自称進。大学進学となるとベネッセと癒着してるかの如く高2の夏から毎週模試を受けなければならなかったのです。そしてその模試代だけでも30万以上は普通にかかると言われ大学進学を早い段階で諦めました。
こうなると進路は二択で就職学費の安い専門学校への進学でした。
なら今後母も通院しやすくする為に都会に出るのがいいと考え、専門学校へ進学することとしました。そして学費の安い専門学校を調べた結果が美容専門学校でした。
母にはよくありそうな理由を並べ許可してもらえました。(本当の理由を言うと絶対に無理してでも大学進学をさせてくれる様な母だったので最後まで嘘をつきました。)
こんな感じで美容専門学校への進学が決まりました。

進学後の苦労

美容専門学校へ進学する人は美容師になりたいだとか美容系に携わる仕事をしたいと思って進学すると思いますが、みれいさんはそんなこと全く考えずに進学しました。
結果、知識・技術共にとても苦労しました。
けれどもそれ以上に苦労したのは自身への美意識でした。みれいさんは地元が田舎で尚且つ元々美容専門学校へ進学したいと強く思っていなかったのでメイクやヘアアレンジにかなり疎かったのです。(田舎で高校生以下がメイクしてると当時はかなり浮きました。)
なので学校の授業を受けつつ放課後はメイクやヘアアレンジの練習をするといったことをしていました。

卒業前後から現在

卒業前は国家試験のピークでほぼ毎日学校に残って実技の練習をしたり、家に帰ってからはずっと勉強してたりなどバイトをする時間もありませんでした。
そんなこんなで何とか卒業し都会の美容室に就職したはいいものの、コロナで元々伝えられていた給料よりだいぶ安くなるなど色々とあったり、双極性障害を発症し仕事ができる状態ではなくなったりし仕事を辞めニートとなりました。
現在はVライバーとして活動しているものの、いまだ双極性障害との闘病生活をしている状態です。

こんな風にして美容師になろうと思ってなる人はそうそういないと思います。早々に美容師を辞めた人が言うのも何ですが、美容師になるなら人生全てを美容の仕事に捧げるくらいの気持ちがないと続けていくのは難しいのだろうなと思いました。
これからの進路を考える人は本当にそれでいいのか色々な人に相談してみるといいのかもしれません。

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