ちょっと強気のオメガモンACE
ごくりゅーと申します~
note初めて書くので優しい目で読んでいただければなと思います。
はじめに
BT17にして遂に出た、ウォーグレイモンとメタルガルルモンを素材にして出すオメガモン!
今回は満を持して登場したオメガモンACEについて考察していこうと思います~。序盤すこーしネガってるので注意!
構築の経緯
まず、ウォーグレイモンとメタルガルルモン、2体のLv6を場に揃えなきゃいけないあたりオメガモン出すまでが大変そう…。と思ってたんですけど発売前からプロキシで回してみたところ、オメガモンACE出すだけなら結構いけます。
具体的に出し方としては、「場にBT17のアグモンかガブモンのどちらかと同じくBT17の太一&ヤマトがある状況で手札にBT17のウォーグレイモンとメタルガルルモンとオメガモンACEを揃えたら、場にいるアグモンかガブモンと同色じゃない方のLv6を8コストで登場させれば後は場に出してるアグガブがワープ進化してウォグレとメタガルが揃い、あとはアグガブの進化元効果でエンドジョグレスしてオメガモンACEへ進化!」(「」内をオメガモンムーブとします。)あとは太一&ヤマトの効果で殴ってビクトリー!…といきたいところなんですが…
…勝てねぇ…
出すだけじゃ全然勝てませんこのカード。そらそうですよね、BT17のオメガモンって除去こそ一級品のものをお持ちですが、本人には攻めっけのある効果も耐性も一切ついておりません。ワープ進化と登場で出したLv6を使用している関係で進化元効果もスッカスカです。スッカスカモンです。進化元効果で役に立つのはウォグレとメタガル、こちらの二体の効果なんですが…
メタルガルルモン(BT17)のアクティブになる効果は進化したときには既にターン終了時なので攻撃に使えず、ウォーグレイモン(BT17)のセキュリティ破棄だけが実質の攻めの効果となります。
※ちなみにBT17の太一&ヤマトが場に2枚あってもメタガルの効果で起き上がったオメガモンが2回殴れることはありません、ちくせう。(公式Q&A参照)
つまりこのオメガモン、公式から提示された方法で普通に出してもセキュリティ2枚割るのが関の山です。
殴ったらセキュリティ焼きながらアクティブになれるブロッカーとして守り方面に振り切ろうとも考えたんですが、本人が何の耐性もなく、出すのに最低8コスト支払ってる上に、オーバーフロー5と膝に爆弾を抱えているためそっち方面はまず諦めました。でかいメモブ。
守りを捨てたならあとは攻撃あるのみ。構築に移ります。
構築
・コンセプト&動かし方
すごい大まかな動きとしてはウッコモンの群れ+アグモンアグXでパーツを集めつつセキュリティをつつき、BT17のメタガル登場→場のアグモンをBT14のウォグレに進化、進化時効果の即攻撃でセキュリティを2枚チェック、そのままオメガモンにジョグレスして太一ヤマトの効果でダイレクトアタックでフィニッシュを目指します。
公式の方法だとアグガブどちらかに対応したウォグレメタガルどちらでも起点にしてオメガモンまでいけるようになっていますが、本構築では攻撃力を出すためメタガルのみを起点に絞りました。
揃いやすい代わりに揃っても勝てないより、揃いづらい代わりに揃ったら勝てる方面に振り切ったってとこですねぇ。
次は各カードの解説に移りまぁす。
個別カード解説
Lv2(5枚)
コロモン(BT14&BT5)
解説不要だとは思いますが、殴りながらパーツを集めるためこの2種を採用。
Lv3(20枚)
アグモン(BT17)
オメガモンまでの動きへの起点になってるので4枚必須ですね。基本的には最終ターンにはコイツが育成エリア、場には太一&ヤマト(BT17)を揃えることを目標にしていきます。
あと1枚足りないコンボパーツが墓地に落ちてるとき拾う効果を使うこともお忘れなく。
アグモン(BT12)
動きに必須の太一&ヤマトをサーチできるアグモンとして採用。
アグモンX抗体(BT9)
アグモンや後述のシクグレイモンから進化させて進化時ワンドローと進化時効果でデッキを掘り進めていくのが仕事。少し応用した使い方はシクグレイモンの項目で~。
ウッコモン(BT15&プロモ)
オメガモンムーブのキルラインは相手のセキュリティ2or3になるので、そこまで相手のセキュリティを削りつつ手札を補充していく必要があるので、どちらも4枚採用。もし枚数削るのであれば恐らくプロモウッコモン優先。
Lv4(4枚)
グレイモン(BT17)
BT17のシークレット枠。可能性の獣。
こいつは是非とも4枚集めておきたいカードですね。
進化元の名前をすべて得る、という効果に可能性を感じざるを得ないです。
本デッキではアグモンの名前をキープしつつ相手のDP8000以下を焼くことが大事になってきます。メタルガルルモン(BT17)の効果で進化できるのは「アグモン」のみになるので、アグモンXになってしまってもダメなところですが、このグレイモンだけは別です。
更にBT14のウォーグレイモンで殴らなければならないコンセプト上、相手のブラスト進化がネックになってくるところです。しかし、こちらのシクグレイモンは普段だとDP5000、コロモンが進化元にいればDP8000以下まで焼くことができます。DP8000と言ったら、Lv5やLv6へのブラスト進化元となるLv4やLv5を除去できるラインなので、露払いとしてこれほど心強いカードはありません。しかも進化コスト2で。
しかも先述の通りアグモンの名前をキープしたまま進化できるので、まさにこのデッキのために存在しているといっても過言ではありません。(公式もうなずいているはず)
また消滅時効果、これもなかなか便利ですね。オメガモンムーブをする前にこのカードを使ったあとにグレイモンでもセキュリティをつつく場面は出てくると思うんですが、その際消滅させて太一ヤマトを貼っておくのもよし、オメガモンムーブへの布石として育成エリアへの孵化を行うのもよし、と便利なことしか書いてませんねこのカード、さすが新弾のシク。
ただこのカードDPが8000ある関係で相手のセキュリティ殴っても消滅してくれるかどうかが微妙と思うので、そんなときはこいつをアグモンX抗体に進化させちゃってください。進化元効果にも同じことが書いてあるうえに、DPが5000まで下げれるので消滅の可能性を上げつつデッキを掘り進めれますよ。
Lv5(0枚)
そんなものはない
Lv6(8枚)
ウォーグレイモン(BT14)
進化してすぐ攻撃できる+SA貫通突進までついてるナイスガイ。
先述のオメガモンムーブに必須の上、自分自身ワープ進化持ちなので
オメガモンムーブができない際の盤面処理や盾を減らすのにも使えるので
サーチできるが4枚フル投入。
メタルガルルモン(BT17)
コンセプト上必須かつ、今回はアグモンをBT14のウォーグレイモンに進化させることを必須としている。そんな必須パーツの彼ですがアグモン系統のサーチの対象となっておらず手札に揃えるのが恐らく一番難しいデジモンとなっているので、こちらも4枚フル投入。
Lv7(6枚)
オメガモンACE(BT17)
本デッキの主役。カードの効果自体は本構築とかみ合っていないが、現状唯一のジョグレスオメガモンなので採用せざるを得ない。グレイモンサーチの際ほとんど抱き合わせでサーチの対象となっているので枚数は3でもいいかもしれないが、少しでもコンボパーツが揃いやすくするため4枚フル投入。
このへんはまだまだ検討の余地ありですね。
オメガモンX抗体(BT10)
Lv3でデッキを掘り進めていく際に、ついでに手札に加わりつつキルラインを下げることができる上振れ要素として採用。
オメガモンから進化できる派生オメガモンとしてはX抗体(BT5)の他に
オメガモンX抗体(BT5)、オメガモンマーシフルモード(BT9)
オメガモンAlter-B(EX4)の3体がいるのですが、
BT5のオメガモンX抗体とマーシフルは攻める効果ではなく、
Alter‐Bに関してはターンを跨がないと進化できないので今回は不採用。
テイマー(6枚)
八神太一&石田ヤマト(BT17)
必須パーツですね。当然4枚。オメガモンを出したタイミングで相手にメモリーを8渡す関係上、ターン終了時にアタックできる効果が最重要となってきます。ただ、複数枚貼ってもオメガモンが殴れる回数は1回だけとなりますので、基本的には1枚貼っておけば大丈夫なので、相手がテイマーを除去できるデッキじゃなければ一枚だけ確保してサーチの際は他のカードを優先して拾いましょう。
メモリーを増やす効果はシクグレイモンやウォグレへのワープ進化を行った際に相手に渡すメモリーを最小限にできるおまけ程度かなと思います。
(一応オメガモンにジョグレスする直前に使えばメモリー+2できますが、メタガル登場で8コスト払ってるので恐らく焼け石に水です。)
八神太一(BT14)2枚
要検討枠。この太一の採用理由は以下の3つ。
①グレイモンとウォグレの打点補強
②ワープ進化の条件
③序盤の動きとかみ合っている
①に関して、オメガモンムーブの中でBT14ウォグレで攻撃する流れがあるんですが、ウォーグレイモンは普段アグモンやグレイモンの進化元効果でDPを盛ってるのでセキュリティバトルで消滅する危険性が低いのですが、ワープ進化したウォグレはDPがそのままなので如何せん打点が心もとないのでその補強ですね。
②はまんまですね。BT14のウォグレ自身のワープ進化の条件にも太一が必須となっているため、太一&ヤマトがない時にもワープ進化できるようになっています。
③は、序盤はウッコやアググレイを鉄砲玉にして盾削っていくのでメモリー+1の効果の発動機会が多いです。
オプション(6枚)
ファイアーボール(EX2)
これも要検討枠ですね。
ファイアーボールの役割は2つで、
①コンボパーツ集め
②チクリモン(ST13)等の登場コスト軽減無効持ちの焼却
の2つとなっています。
①に関しては主にアグモン系統で手札に加えることができない、メタルガルルモンを手札に入れることができるカードとして白羽の矢を立てました。
②に関してはそのまま。メタガルは効果で登場コスト8に減らしているのでチクリモン等がいるだけで登場コスト11となるので除去枠として採用しています。
…とは言いましたが、②に関してはファイアーボールで2コスト使って除去して8コストでメタガル出すとどのみち10コストかかってるのでもしかしたら除去いらないかもしれません。状況問わずドローできる空舞う勇者(BT10)でもいいかもしれない。シクグレイモンもいるし。
X抗体(BT9)
オメガモンX抗体とのセット採用です。
入れ替え候補
アナログの少年(EX1)
太一&ヤマト以外(とX抗体)以外の全てのキーパーツを集めれる少年。サーチしなかった残りをトラッシュに送る点も偉く、トラッシュに送ったデジモンならBT17のアグモンのメイン開始時効果で拾うことができます。差し替えるならファイアーボールかな?
ガブモン(BT17)&ウォーグレイモン(BT17) &メタルガルルモン(BT15)
この構築みたいに片方に寄せて作らないのであれば採用してオメガモン到達までの条件を緩くすることができます。また片方に寄せないことで公式動画みたいにメタルガルルモン(BT15)を採用してLv6の枚数自体を増やすことができる点も魅力。
進化してすぐ攻撃ができないので今回は採用していませんがBT15のメタルガルルモンの本体性能はかなり高いと思います。
この辺りは制圧力が高いジョグレスのオメガモンが出てきたら凄い輝く。
今後に乞うご期待。
石田ヤマト&八神太一(EX4)
これも片方に寄せた構築にしなければ採用候補になり得るカードです。
結構要求値の高い盤面にはなりますが、太一&ヤマトとヤマト&太一が両方場にあるときにアグガブどちらかをBT14ウォグレBT15メタガルに進化、ヤマト太一レストさせてアグガブどちらかを出して進化させたウォグレメタガルでアタック、残ったアグガブはBT17のウォグレメタガルを出してオメガモンムーブに使うことができるので、状況や手札の揃い具合次第では一気にセキュリティ全て剥がして勝利、なんてこともできるくらいです。(だいぶ夢コンボですが)
八神太一&八神ヒカリ(BT17)
幼い太一&ヒカリ。
こちらはデッキ枠の圧縮にはなるかなって感じですね。
孵化の機会はウッコモンとシクグレイモンがいるので沢山あるので効果は毎ターン使えるかな?って感じで、ドローと太一orヒカリただ貼りはまぁ手札の太一ヤマトを出しつつデッキを掘れるのでコンボパーツを揃えるのには使えると思います。
いいとこ、わるいとこ
・いいところ
①オメガモンである
②盤面の処理性能が高い
③奇襲性がある
①に関しては言わずもがなですね。やっぱりデジモンの看板の一つであるオメガモン、しかも今回はデジカ初、劇中再現の合体(ジョグレス)オメガモンということもありそれだけでデッキに魅力や価値が生まれますね。
②の盤面の処理性能に関してはシクグレイモンのLv4にしては破格の除去範囲とBT14ウォグレの突進があるので、結構高いかなと思います。一応オメガモンACEも効果で除去されなければ進化時効果に加えてDP15000突進ブロッカーと制圧力はあるかなと思います。除去されなければ。
③に関しては、コンボパーツは基本的に手札に揃えるしかもジョグレスで殴ってくるタイプなので、究極メモリーが3あればアグガブ普通に手札から出してウォグレメタガル登場オメガモン→アタック、のように0からオメガモンが生えてきて盤面2体以上除去しつつ殴ってくるといった動きが可能なのがいいところですね。
守り方面の奇襲性で言うと、コンボパーツが揃う前にBT14ウォグレやBT15で出す場面があると思いますが、その際ブラストジョグレスの可能性をちらつかせることもできますね。
・悪いとこ
①必要札が多い
②勝ちきれなかったら辛い
③ワンパターン
①に関してはコンボデッキの宿命ですね。育成にアグモン、盤面に太一ヤマト、手札にウォグレメタガルオメガモン(+オメガモンX抗体+X抗体)まで揃えないとコンボ始動できないので揃わなかった時はもうタコ殴りにされますね。
この構築で言うと特にメタルガルルモンのサーチが効かないので手札に揃えづらいですね。
②に関しては、勝ちきれる場面でしか始動しないからまぁ大丈夫だとは思いますが、オメガモンまで着地したあとに仕留めきれなかった場合、耐性のないオメガモンACEは除去の的と化します。おまけにメタガル登場で8コスト既に渡してしまっているので、流れが相手に傾くことは間違いないでしょう。
必ず勝ち切れる場面で出してください。勝ち切れないなら出さずに潔く負けてください。
③、ワンパターンなんですよねこのデッキ。ワンパターンってことは初心者でも扱いやすくミスも少ないのでデメリットだけではないんですけど、フリープレイで何度も使ってると、自分も相手も飽きてしまうかもしれませんね。コンボパーツ揃わなくてもLv3の群れで押し切っちゃう勝ち筋もあるっちゃある(笑)
まとめ+α
まだ発売日で机上論も多いですが今回はこんなところですね。
このデッキは割と叩き台で作ったデッキでまだまだ改善や考察の余地が沢山あります(断言)。デッキの強みを強調するためにわざと偏って構築している部分もあります。要するに要枚数調整。
また先述の通りオメガモンはデジモンの看板ともいえるデジモンの一体なのでデジカが続く限りは強化が常に見込める、実に将来性の高いテーマであるとも言えます。(オメガモン自体の進化元もウォーグレイモンとメタルガルルモンですしね!)
余談ですが、オメガモンデッキパーツの中でもシクのグレイモンは4枚確保しておくことを強くオススメしておきます。後々悪さしそうです彼。
初めて書くnoteということもあり少し張り切って書きすぎたかもしれません。この文章の中で1つでも役に立つことがあれば嬉しいなぁ。
皆さんのデジカライフが面白おかしく進化していきますように。