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11回の転職経験から語る、効果的な求人探しの方法

はじめに

いざ転職を始めてみようと思うと、求人探しから始まりますが、以下の4つが主に求人の媒体になります。

  • 転職エージェント(リクルー◯◯ージェント等)

  • 求人サイト(ビ◯リーチ、リク◯◯NEXT,マイ◯◯転職等)

  • ハローワーク

  • 社員紹介制度

私は上記の一通り全ての媒体で転職をした経験があります。

転職エージェントの特徴

一番声がかかります。求人サイトを登録しても、エージェントからのメールが届いたりして、一番有力な転職手段かと思います。ただ、転職エージェントは性質上、見切りも早い印象です。この人無理と判断されたら、一方的に契約を打ち切られたりします。

求人は比較的希望に沿った求人を紹介してくれます。が、下手な鉄砲なんとやらで数出してくるエージェントもいます。煩わしい面接日程の交渉、結果の刈り取り等もやってくれるので、非常にその点は楽だったりします。

彼らの売上の方式を考えたらわかるのですが、一人内定して入社に至ったら、その人の年収の半分とか何%が成功報酬として支払われる形式です。だからなるべく多くの人を紹介して入社させないといけません。内定して断ろうものなら、見切りをつけられる可能性が高まります。私も実際、断ったらご紹介できる求人がないと契約を打ち切られました。

内定をもらうために頑張るので、内定もらうまでは必死で対応してくれます。それこそ親身になって相談にも乗ってくれますし、面接対策、履歴書・職務経歴書の添削等はかなり見てくれます。ただ、裏には彼らもビジネスだということを忘れてはいけません。

求人の数も多いですが、4社、5社と登録すると求人が被ってくるので、多くても2社か3社を利用する程度にとどめておいたほうが良いです。

求人サイトの活用法

こちらも求人の数は多いです。利用者の利用は無料のところが多いですが、ビ◯リーチは長く利用しているとプレミアムチケットを買わないといけない事態になるかもしれません。企業側は掲載料、一人雇ったときの成功報酬等を払わないといけないというところは押さえておくべきポイントです。

企業からの直接オファーもありますが、エージェントからの連絡が非常に多いです。契約を打ち切られる可能性は少ないですが、全て自分でやらないといけない点が難点です。面接日程の調整、結果の刈り取り等全て自分になります。面接対策はなく、サイトにある面接対策を読む程度、最近はAIが出てきているので、履歴書・職務経歴書の添削をしてくれるサイトもありますが、基本的には自分でしないといけません。

このあたりの煩わしさを煩わしくないと感じる方には良いかもしれません。求人サイトも大手を3社ほど登録していたら重複してくる求人が出てくるので、3社ぐらいまで登録するので十分です。

一社これは駄目だと思った求人サイトもあります。◯◯ディードです。これは求人の質も悪く、求人を応募しても反応がないとか書類選考の結果が来ないとか度々ありました。利用者からすると相当ストレスのたまるサイトだったので利用するのは控えたほうが良いかもしれません。

ハローワークの実態

そこそこ大手も掲載しており、本当に様々な会社が登録されていますが、多いのは30人から100名程度の会社が多い印象です。実際当たり外れもはっきりしており、求人を見る目も必要ですし、面接時に、自分の面接はもちろんですが、自分も会社を面接しているという目も必要です。

履歴書職務経歴書等も相談員の方が見てくれますが、必要書類は自分で印刷して、郵便で送るのが一般的で、かなり手間が取られます。一社一社送付状を作って、住所を手書きして郵便局に出しに行ってとなんだかんだで1時間から2時間は取られる作業です。

求人も比較的多いのですが、前述の通り、そこまで経費をかけれない、でも人手がほしいという会社が潜んでいますので、そのあたりを読み取る力は必要です。

あと、たまにハローワーク、求人サイト両方に求人を掲載している企業が存在します。よほど人手がいるのか、定着せずにすぐやめていくのか、捉え方は様々ですが、怪しんだ方が良いかと思います。

相談員さんも成功報酬という形は取ってませんので、その人と合う合わない等はあるかと思いますが、基本的にフラットで相談に乗ってくれます。その人の転職の結果が、収入に関係ないですから。

社員紹介制度の実態

一番確実かもしれませんが、この制度を利用している会社は基本的には人が足りていない、続かない会社に多いです。

紹介者との関係性にもよります、友人だと詳しく内情も知っての転職もできますし、家族親族ならなお安心です。実際紹介された会社の方が私は長続きしてます。

ただ、デメリットは辞めれない、辞めにくいという点です。ある意味そういう縛りがあったほうが私の場合は良かったのですが、確実である分、覚悟も必要であるという所は頭の片隅においておいた方が良いと思います。

まとめ

一旦まとめますと感覚的には、すぐに転職したい(概ね3ヶ月から半年以内)場合はエージェント、ゆくゆくは転職したい、いい求人があれば転職したいという場合は、求人サイトを閲覧してアンテナを張っておく感じで良いかと思います。

あと、転職エージェント、求人サイトともに採用にお金がかかるので、その分体力のある会社、採用を必要経費として計上できる余裕のある会社と判断してもらってもいいかもしれません。ハローワークは採用に金をかけれない会社もありましたが、その分慎重に選ぶ目が必要です。

どの媒体を使うにしても、最終的には自分自身の判断が重要です。お金をかけているからといって必ずしもいい会社とは限りませんし、逆もまた然りです。11回の転職経験から言えることは、それぞれの媒体の特徴を理解したうえで、複数の視点から企業を見極めることが大切だということです。

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