【自分の文章の礎_DPZを久々に覗きに行ったら、やっぱり狂っていたww】
なんとなくだけれど、写真を交えて「だ・である」調で書かれている文章は、ほとんどがデイリーポータルZ(以下:DPZ)というサイトの影響を受けているのではないかと思う。
そこまで私も意識してみてはないが、DPZは「常日頃やってみたかったこと」「考えていたこと」を実際にやってみて、面白いノリの記事にしている(あくまで素人の私の印象だが…)。
私も多分に漏れず、買った・こんなことをやった・どこかに行った…という投稿をしているが、なんとなくDPZっぽいなと思っている。
自分でやっていてなんだが、写真へのキャプチャとかもうそれとしか思えないな…と思うときがある。
自分の文章とキャプチャの書き方のセンスが、DPZぽいのかもしれない。
このサイトは2002年ころから始まっているとのこと、少なくとも40,50代の人もカバー範囲であり、ある意味で教科書的な扱いになっているような気もする。
そのDPZを久々に覗いてみたところ、「どう考えたってその発想するのはおかしいだろww!」と言いたくなるような記事が連発されている。
https://dailyportalz.jp/
自分の目で確かめてほしい。特に、マイスター林さんは丁寧なのにモノの見方が斜め上で好きだ(笑)
なんだよwwポール・モーリアになる手鏡ってww(参考:https://dailyportalz.jp/kiji/11263 )
最近作家(元日本一有名なニートでもある)phaさんが何かのインタビューで、「昔は金にならないのにインターネットに面白い文章を書いている人がいた」と言っていて、すごくその情景と重ね合わされる。(参考:https://fin.miraiteiban.jp/hataraku_01/ )
面白いと思ったものと、ひたむきに見つめあっている人達…それがDPZなのではないかと思う。
もちろん、DPZは転籍などを行いながらも2023年まで一企業の組織であったわけで、特に林さんはビジネスの面も内包しながら出会ったのには違いない。ただ一般的に、ビジネスの視点だけではこんな酔狂的なことを20年以上続けることができるはずはない。
そして、これだけSNSが発達していて、phaさんの言葉を借りるならば「ネットが一般化して、ユーザーが大衆化した結果、現実世界と同じように、善意だけでは秩序を守れなくなった」世界において(参考:https://www.gentosha.jp/article/25749/ )、いまだにweb2.0のころの善意あるワクワクを提供してくれている。
2006~12年ころのインターネットには、まだこれからの情報化社会へのワクワク感があった。その空気感がまだDPZにはある。
というか、今の今までずっと連綿とこの空気感を保ち続けているのは本当にすごい。
子供のころあった駅前の百貨店が、令和のこのご時世にフロアをフルに使った状態で超元気に営業している感覚だ。
2024年1月1日から同社は独立した。(※林マスターの話をまとめると、“せざるを得なかった”ようだ…)
これからのかじ取りは自らやらねばならないので、これまで通りとはいかない面もあるだろう。
それでも、インターネットのいい面を前面に出したこのサイトには、いつまでも続いてほしいと願ってやまない。