【ポケットラジオを買ったお話】

5年以上使っているwifiがある。電池パックを何個か取り換えるほどに使っているが、よく考えて「それだけインターネットにつながり続けないといけないか?」と思うようになった。
自分の半径数メートルを見回してみると、読みかけの本が数冊あり、PCで作業しているものも含めてやりかけのものが数点あり、それに掃除洗濯などの家事が重なってくると、「時間が足りない」と言っているのがばからしくなってしまう。

それに、「書き始め」にて“SNSに疲弊した”と書いている通り、ああいうたぐいのサービスは見れば見るほど時間を使い、また負の感情が沸き起こってくるものである。


懐かしい形…


何かいいものはないだろうか…ということで、ポケットラジオを購入した。
家には元々枕元にラジオ付き時計があり、それを聞いて寝ている。
また、ケータイもandroidなのでラジオ機能がついている。(radikoじゃなくて、リアルラジオ機能ね)

なので、寝る時だけではなく、家で作業しているときのお供としてラジオを置いておこうと考えた。
お気に入りの局や番組があるので、月に数回聞いているだけのものをほぼ毎週聞いたりと、その回数の頻度を増やすこともできる。

「それだけ家にあるなら、わざわざ買い足さなくても…」と、思う方もいるかもしれない。
まず枕元にあるラジオ付き時計だが、据え置き型でコンセントから電源を取っている。
そのため、移動をさせる取り回しが悪い。
そして、ケータイはイヤホンを差し込んでアンテナ代わりにするため、ほぼ必ず体のどこかに身に着けてイヤホンをして作業をしなければならないのでこれもまた取り回しが悪い。
さらに、ケータイはSNSや他のサイトを見てしまうので、結局作業に集中できないという事が大いに予想される。


別角度から。メーカーはaudio comm???


これらを鑑み、最適解がポケットラジオだったのである。
料理をしているときも模型をいじっているときも、自分に身に着けずに・手が空いた状態で完全に作業をすることができる。
深夜帯の停波時間ではない限り、かけていればずっと番組をやってくれている。また、youtubeのように広告を手動で
オフにしたりしなくてもよいし、何よりプライム会員にならなくても上質なサービスを提供してくれている。
ラジオの本体代金しかかからない。NHKの受診料も、ラジオ放送に係る受信料は1968年(昭和43年)に廃止されており、ややこしいこともない。

という事で、私にとってはメリットしかないので購入した。
価格はアマゾンで1,000円強。この価格であれば、ラジオ放送で話されていることを認識できる年齢のお子さんならお小遣いをためれば買うことができる。


スペック詳細。ワイドFMも対応。


災害時のAMワイド放送(AMをFMにして対応)にも対応しており、当然AM・FMともに聴取可能だ。
(※関係ないが、テレビでいうところの「視聴」は、ラジオでは「聴取」というらしい。ためになったねぇ~。)
AMが聞けると、ニッポン放送あたりで野球のナイターをやっているので、贔屓の球団を応援しながら作業をすることができる。
また、この機種は軽くて取り回しがいいので、ウォーキングに持って行ってもよい気がする。
唯一、防水ではないので雨の日は使えないのだが、そんな日にウォーキングはしないし…。痒い所に手が届く・かつ本当の意味でコスパが良いのがこれだといえよう。


人生を何に捧げるかは人それぞれ…。私はもう、インスタントで不確かな、瞬間的な感情のるつぼに時間を使うのはやめた。
他者と自分の関係に常に線を引いておきたいからこそ、真のおひとりさまの時間を楽しみたいと思う。

《追記》
以前は通勤中にスマホのラジオ機能を使ってお気に入りの局を聞いていたが、先日ふとこのポケットラジオを
同じような条件下で使ってみた。すると、びっくりするほどクリアに聞こえることが分かった。
スマホも今回のポケットラジオも、アンテナはイヤホンのケーブルとして設定しており(こういったFMアンテナは、イヤホンを装着するとそういう設定になる)、受信に関する“ハード”な面は同じであるはずだ。

そうすると、回路内の受信する素子?コンデンサー?が良いのだろうか?
パワーがある…という事なのだろうか?

ともかく、「餅は餅屋」ということわざを思い出し、これはまさにと膝を打つ結果となった。

イヤホンも付属。私は自前の耳掛けのモノを使っている。


rロッドアンテナも立派!

以上!

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