【テ○リストから米国大統領まで!汗:チープカシオこと、カシオスタンダード F-91W】
かつて、これまで幅広い層から愛された時計があっただろうか?
“幅広さ”の定義は様々あり、老若男女・年齢・国籍や地域、もしかすると「はばひろ」さんという苗字の人など、様々な観点から物事を切り取ることができるが、学校で勉強したことのある人にとっては世界史レベルの驚きの幅広さを見せつけてくれるのがこのチープカシオこと、カシオスタンダード F-91Wだ。
【参考;カシオの販売ページ(※アフィリエイトではありません!)】
なんとこの時計、テ○リストから米国大統領まで愛された。
クオーツ顔負けのこの振れ幅よ!F-91Wちゃんたら、どっちの男にもモテモテね!!
しかし、テ○リストの方は一枚役者が違う。
なんとこの時計を、時限爆弾の起爆装置に使いやがったのだ。おい、平和の産業を軍事利用するな!
(しかも、軍事でさえない卑劣なテロ行為)
そんなこの時計だが、なぜここまで愛されているのかというと、価格とデザインだろう。
わずか10ドル程度で買えるうえに、デジタル式・簡単な日付・曜日機能・バックライトまで搭載し、圧倒的シンプルな外見。
1970年代に開発されたままのデザインであり、私なんかはレトロを感じるが、海外の人は変わらぬいいデザイン=ブランディングを感じているのかもしれない。
私は普段、思い入れのあるそこそこ高価な時計を利用しているのだが、原チャ運転時ようにこのF-91Wを購入した。
外観は何ら変わらない、カタログ通りの画一的な見た目である。
これが、海外の男たちの心をくすぐっているのだろう。耐久性が高いのも、屋外で生きる人たちにとっては魅力的に映るポイントの一つなのかもしれない。
私も事実、バイクに乗った際のことを考えて耐久性の高い1本が欲しいと考えた。
しかし、このままではメーカー純正の素の外見である。
男心は、何らかのカスタムを加えたくなるもの…自分仕様にしてみるのがその性というようなものだ。
…ということで、ベルトを変えて使っている。
ここは時計好きの巷で大流行?の、NATOベルトだ。
そこそこの値段で楽しめる上に、モノによってはベルト外しなどの簡単な工具もついてくる。
※私の場合は、以前なぜか時計修理をやろうとして購入したままになっていた時計用工具セットがあったので、簡易版ではない(とはいえ、プロから見たらおもちゃのような、使えないものなのだろうが…)ベルト外しを使ってみた。案外何とかなった。
すでに購入してから3か月がたとうとしているが、私の屋外での荒っぽい使い方に耐えてくれている。
メインの腕時計も数年使い込んでいて大変思い入れあるものだが、このF-91Wもなかなかかわいくなってきている。
今後も、原チャでの外出のお供にいてもらおうと思う。