2. 読書感想文「夢見る男子は現実主義者」

私、恋愛モノが好物なのです。

どちらかと言うと結ばれた後のイチャコラより結ばれるまでの紆余曲折を楽しむ派かつ、断固として男女共に一途な恋が好き派です。

想いがフラフラしてる系の主人公の作品も嫌いじゃないですよ。好きではあるんですけど、一途な方が超好きだと言う話です。

メインの登場人物が魅力的です。読んでいるうちにキャラの思考の方向性が掴めてきますし、その上で予想の上を行きつつもこのキャラならこうするという納得もあります。俗な感じと綺麗な感じの入り混じった表現も読みやすさと情緒を両立してて好きです。

書籍化する前から読んではいたのですが、春頃に書籍化の報を聞き読み直しました。その時の高揚感をもう一度味わいたくて、昨日から読み直し始めました。良いですね。良いですね。非常に良いです。

私もこんな恋愛してみたかったですね。

どれだけ好きでも、何度も振られてもその想いを貫き通すことができるのはとても普通にはできることじゃないですね。

あー、青春したい。

失われし我が青春よ。何処へ。

何を言っているんだと言う感じですね。

私もわかりません。

読後のランナーズハイ的な勢いと深夜テンションで思考を書き殴ってます。

それはそうと「夢見る男子は現実主義者」。良質な素敵な青春を摂取できる素晴らしい作品です。是非ご一読ください。

元は小説家になろう。で連載されていた作品ですが、HJ文庫さんで書籍化されています。私はなろう版しか読んだことがないので、後日文庫版も買いに行こうと思います。ちなみに、小説は紙の媒体で読みたい派です。電子はなかなか馴染めません。ネット小説を読んでるじゃないか?だって?これはあれです。上手く言えないけどわかる人はわかるでしょう。なんか感覚が違うんですよ。読む感覚が。同じ電子媒体での物語の摂取でも、電子書籍のページを捲る感覚とWebページをスクロールする感覚とでは、なんとも言えない違いがあるのです。おそらく紙の書籍に馴染みがあってページを捲ることは手に重みが欲しいとかそう言った類の違和感だとは思うのですけど、正確なところはわかりません。食わず嫌いかもしれませんしね。いえ、ちょっとは食べてるんですけども。

まあ、閑話休題です。

「夢見る男子は現実主義者」が良い恋愛モノだと言う話です。好意などの言語化しにくい感情や意識をしっかりと描写し軽薄にもなりすぎず、深刻にもなりすぎず、程よい日常感を保ったまま感情に起伏をつける物語の構成が心地よいです。

心に愛が欲しくなったら是非読んでみてください。

↓小説家になろう

https://ncode.syosetu.com/n2166fe/

↓HJ文庫


それでは、おやすみなさい。








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