片づけられない歴50年の断捨離〜趣味の領域に踏み込んだらあふれ出た感情②
ハワイ在住10年目、齢50歳にして捨て活に目覚めたSandyです。
2月末までに家のほとんどのスペースの不要なものを処分して、今はちょこちょこと見直しながら生活をしています。
片付けられない歴50年の私が2023年、取りつかれたように捨て活を始めました。
元々はものが多くて片付けられない歴=年齢でした。
ハードルの低い場所の断捨離に成功したので、本丸の趣味の領域に踏み込むことに。
「いつかやる」は「いつまで経ってもやらない」と学んだ私は趣味の画材を断捨離することにしました。
断捨離した画材
私が持っていたのはこんな画材です。
スケッチブック(30冊くらい)
油絵具、水彩絵具、パステル、色鉛筆、マーカー、アクリル絵具、鉛筆、チャコール
パレット
絵筆
それらを入れるケース等
ついでにぬりえ本(20冊くらい)
日本に帰国したついでに買ったものもたくさんあったので、「お金をかけたのでもったいない&今すぐ手に入らない」という理由で捨てられなかったものたちです。
そして「いつか時間ができた時に絵を描こう」と思って買っておいたものたち。大きな袋3つ分になりました。
どうやって断捨離するか
ほぼ新品で全く使ってない画材もたくさんあって、さすがに全部捨てるのはもったいないので、誰かもらってくれる人を探そうと思った時に思い出したのが、コロナ前まで通っていたスクールの先生。
「今、家のものを片付けてるんだけど、誰か画材をもらってくれる人がいたらあげたいんですが」
と連絡すると
「私の生徒さんで多分欲しい人がいると思うから持って来て」
とすぐに返事が来ました。
捨てるのに罪悪感があった私には嬉しい返事でした!
善は急げ
床に置いてある3つの大きな袋。これがなくなったらスッキリするだろうなと思い、先生から返事をもらったその週末にすぐに先生の自宅を訪ねました。
3年ぶりに会った先生は全然変わっておらず、自宅兼アトリエに通してもらって、いろいろとおしゃべりを楽しみました。
画材を処分しようと思ったきっかけを話したところ、先生からこんな話を聞きました。
画材の行く先
①小さな子供のいる男性
その昔私もクラスで会ったことのある男性。その時は私たちのクラスの絵のモデルでした。(私が通っていたのは肖像画のクラス)
彼自身も絵が好きで、本気で絵に取り掛かりたいと思っているけど、子供がいて画材を買う余裕がない。(言わずと知れた物価の高いハワイ。子供がいる人は教育費もかかるので、経済的に余裕がない家庭も多い。)
「彼にこの画材をあげるよ。多分泣いて喜ぶよ。」
②絵の才能にあふれた学生さん
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