日々の泡/弾丸帰省法事編その1
11/30(土)
今日もニャトゥーににゃーこら起こされ寝不足。しかしながら、今日は朝から新幹線に乗らねばなのでちょうどよかった。ニャトゥーのいろいろを準備し、朝ごはんを食べて、自分も準備。今日は帰ってきませんよ、明日の夜帰ってくるからね、明日の朝はY田さんがごはんあげにきてくれるからねと言って聞かす。火事が怖いので、こたつのコードは抜いておいた。ホットカーペットと毛布でのりきっていただく。
予定より少し早く家を出て駅へ向かう。神明宮の銀杏がきれいだった。朝のサンタクロースは写真撮り放題だったので撮りまくる。
東京駅はめちゃめちゃ混雑していて、今日何かあるの?まだ冬休みでもなかろうに。少しおトイレに行きたい気がして10分ほど並んでいたけど、どうにも間に合わない気がして列から離脱した。新幹線の中は立っている人がちらほらいるぐらいの混みっぷり。指定席も全席埋まっているらしい。積読になっていた漫画などを読みつつ過ごす。『あれはなんだったんだろう』に投稿もした。とにかく溜まりまくっていたあれこれを車内でこなす。
京都で横に座った女性が座るなり電話をし始めた。しじみごはんあるで、といい、しじみごはん?と思っていると、電話の向こうの人も聞き取れないらしく、しじみごはんあるで、しじみごはんあるで、と何度も繰り返していた。その人が降りる準備をしているときに何かを落とし、降りる直前にもまた何かを落としたので一緒に探す。ほんとすみませんと、とてもいい笑顔でいったので、悪い人ではなさそうだと思った。みつかりました?と聞くと、みつかりました!と親密な感じで笑ってくれた。
福山に着いて、さっちゃんと合流。まずはカレー屋さんのボギィへ。私は中学生や高校生のとき、ピアノの帰りに母によく連れてきてもらった。さっちゃんはOLのときにきていたことのあるボギィ。黒っぽい色をした特徴的な味のカレーだったような覚え。新幹線の中で調べていたらカレーには必ずサラダとシャーベットが付きますと書いてあって、シャーベット!!あった!!と思い出す。さっちゃんはテーブルの上にあったらっきょうが好きだったらしい。らっきょう!小粒のらっきょうがあったな!と郷愁をかき立てられる。店内の感じはさっぱり覚えてなかったけど、カレーは記憶と一致。苦みがあって、黒っぽくて、あーこれこれ!と思った。シャーベットはまん丸で、小さいミニチュアのフライパンみたいのにのってきた。らっきょうはもう出てこなかった。
カレーのあとはさっちゃんおすすめの洋服屋さんへ。いろいろ試着してみてズボンを2本と仕事に着ていけそうなトップスを買った。駅まで少し歩いて、おみやげなどを買う。クワイが売っていて、明日親に買ってもらおうと思う。このあとさっちゃんと沼隈までドライブ。内海大橋からみる夕焼けを見せてもらった。福山をでるとき、もうすでに日が暮れかけていたのだけど、瀬戸内海のとてもきれいな夕焼けを見られた。
お昼は暖かいかなとおもっていたけど、海風のせいか激寒だった。アリストぬまくまというところへ寄ってもらう。むかーしゴイステがライブをやったというステージがあって、『若者たち』のPVに映ってるらしい。銀杏BOYZ!銀杏BOYZ!といいながらステージを走り回ってみた。時を超えて峯田と同じステージに立った。とっぷりと日が暮れていてほとんどなにも見えなかったけど。
車に戻る時に、空を規則的に回る光に気づいた。灯台の光!実家でも毎晩これが見えていたんだった。さっちゃんに灯台の光だよと教える。
今日は17時半にみんなでごはんを阿藻珍味に食べに行くからそれまでに帰ってこいといわれていたけど、そんなに早く帰れるわきゃない。さっちゃんと夕飯を食べる。松永の阿藻珍味に行った。刺身と天麩羅の定食を食べる。天麩羅は天つゆと抹茶塩で。子どもの時、うちでは天麩羅をソースで食べるので全然好きではなかった。大人になって、天つゆやお塩で食べると知った時の衝撃たるや!稲田屋の関東煮の串もさっちゃんがおごってくれた。感謝。
さっちゃんに実家まで送ってもらう。昔一回だけあったモテ期の話や峯田の話などしながら帰った。何から何までお世話になった。実家に帰ると、横浜のおばちゃんとおじちゃんもいた。明日はばーちゃんの一周忌なのだ。お菓子など食べながら語らう。阿藻珍味に行ったというと、ほんまいやらしいこじゃわ!と母に間違いなくいわれるので、あっさりしたものを食べたとだけ伝えた。21時半には眠たくなったのでお風呂に入る。大きい風呂はよい。先に寝るねといいつつ、ベッドの中でスマホをいじっていたら、いつもと同じぐらいの時間になってしまった。YouTubeを聞きながら就寝。