盾裏、足裏、口腔
南ミツヒロさんの記事を読んで、確かに盾裏がハッキリ描かれているパッケージやキービジュアルってあんまり無いのかもなと思いました。
そして盾裏に注目しながらパッケージ絵を眺めているとそこはかとなく感じるフェティシズム。なんだろうこの気持ちは。
この気持ちの正体について考えているうちに、足裏と口腔について思いが至りました。この三つは繋がっているのではないか？人の足の裏が描かれている絵を見ている時と盾の裏側が描かれている絵を見ている時に脳の同じ場所で電気信号が走っている気がします。
ルリドラゴンの作者は癖を否定していますが、ルリドラゴンは主人公の口の中が妙に印象的に描き込まれている漫画です。口を開いてるシーンも多い。これもやはり脳の近い場所にあるニューロンが反応しているのを感じます。
このざわめきについて考えるに、何かの内側というものが私の琴線をブルブル振るわせているように思います。普段は外殻に守られて外からは見えないもの。そんなことを考えながら家族の朝食を用意するために卵を割った後、いつもよりじっくり卵の殻の裏を眺めてしまいました。
なるほどー。裏側。なんか、あのー、胃カメラとか、なんかあるかも、しれませんね……。
終わり。