戦争

ベルギー人の先生に

フランス語を学んでいた事があります

私が洗礼をうけた聖公会のクリスチャンで

あることを伝えると

怪訝な顔でヨーロッパ人は宗教に懐疑的だ

サン・バルテルミの虐殺(1572年8月24日にフランスのカトリックが

プロテスタントを大量虐殺した事件)は忌まわしい歴史だ、

と言われました


日本人の私がクリスチャンで

ベルギー人の彼女はヴィーガンで

ティク・ナット・ハン(ベトナム出身の禅僧・平和・

人権運動家・学者・詩人)を尊敬して、ヨーガをする。

西暦2020年代の世界はかくも不思議ですね


ところでビーガンにも過激派がいて

牛や豚、魚など尊い命を奪って

肉食を続ける人類は野蛮だとか

彼らの視点からみると

僕ら肉、魚を食らう一般人は

きっと「カルト」で哀れな存在なんでしょう

彼らは哀れな私達のために堕落した人類どもが

尊いビーガンになるために

日々、祈り、布教活動にも熱心です。


サリン事件からはや四半世紀

オウムも特別法で監視対象であり続け

現在も消滅したわけでありません

ただ教祖は処刑され

事件当時の教団と今の教団は

全く同じではありません

統一教会はこの時代、昔は活発で

街頭勧誘をよく目にしました。

昔は若い信者も多かったのでしょうが

今はどうなんでしょう

高齢だったカリスマ教祖もすでに他界しています。


エホバ、モルモン、統一教会は3大異端として

昔から有名ですが、異言を重視する一部のペンテコスタ派

熱狂的福音派はともすると

常軌を逸しているように見える集まりもまります

統一教会だけ、がいわゆるカルトでは決してありません

カルトの定義も問題で多額の金銭が必要になる

支配的盲目的マインドコントロール、

という意味では

ホスト依存、パチンコ依存、ルイヴィトン愛好者も

風俗的、消費者的カルトであると言えなくもないです


憲法九条という聖域を汚された恨み

政治家安倍さんに対する嫌悪から単なる狂信的殺人者を

英雄視し軽々しく同情する。その背景に

政治的、思想的に異なる考え方の人間は存在自体が許されない、

殺しても構わない、という人間の悪しき本性が隠れているようで

こちらのほうが不気味でならないです

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