お伊勢参りの〆はおもち#16
ついにお伊勢参り編も最終話となるパート6、前回のお話の続き内宮参拝を終えて帰り道のお話です
時刻は朝の9時過ぎぐらい
無事に内宮の参拝を済ませ、空腹を感じた私は昨日も訪れたおかげ横丁にやってきました
昨日の喧騒が嘘の様な静かな町並みです
どうやら多くのお店が9時半からのオープンでちょうど開店準備をしているようで、シャッターが開いてる飲食店がどうも見当たりません
ようやくシャッターの開いてるお店を見つけました
あまりの空腹にこちらのショーケースに陳列された、たこ棒を見た私は
「すみません、表のたこ棒1つ頂けますか?」
とレジに釣り銭をセットしてる店員さんに声をかけます
「今から揚げるので5分ほどお時間頂けますか?」
開店準備中なのに嫌な顔1つせずに店員さんの問いかけに私
「いや、あちらの並んでるやつで大丈夫ですけど」
すると店員さん
「それはサンプルですよ!」
店員さん爆笑
赤面で5分待ちました(汗)
揚げたてはホンマに美味しくてあっという間にペロリですわ
そう言えばそろそろチェックアウトが10時なのでお宿に向かわねばって事でバスで伊勢市まで帰ります
すると昨日は見なかった男性の店員さんがフロントにお座りで聞けばオーナーさんとの事です
ひまわりさんはお休みなのかとさよならを言えなくて少し残念でしたがしゃーないと気持ちを切り替え、チェックアウトをしに帰った事を告げて2階の寝床へ
立つ鳥跡を濁さず、と一晩お世話になった寝床を綺麗に片付けてから1階に戻りチェックアウト
よく見たらハンガーにバスタオルをかけたの忘れている様な…
1階に下りるとオーナーさんは日誌のような物でも読んだのか、昨夜は楽しい宴会だった事をご存じで、長野県民さんがほんの5分ほど前に宿を発った所だと教えてくれます
その後に思い立った私が施設の写真が撮りたいって要求にも快くOKくださり、最後に固く握手までして下さって
「またお越しください」
と言われて、最後まで素敵なお宿だったなぁと名残惜しくなってしまいました
(あと12時間後には仕事かー、帰りたくないなぁー)
最後に伊勢の名物をもう1つだけ食べて帰ろうと、昨日伺ったトラップゾーン外宮参道へと足を運びます
推しさんの改名前のアイドル時代の名前がおもちさんだったので、お餅に異常な執着を見せるおっさんは釘付けです
ただつい先程たこ棒を食べたばかりやし、そろそろ暑くなってきたのでこちらでは羊羮を頂き、お餅は最後のお楽しみに帰りの特急列車で頂く事に包んで貰いましてん
冷たいほうじ茶に水ようかんの組み合わせは、日本の和の心を呼び覚まし思わず背筋が伸びます
大変美味しゅうございました
お行儀よく頂きました
伊勢市駅に向かうとどうやら次の大阪行きの特急列車は30分近く待つようですが、ヤラカシ癖がある私は駅の中で列車を待つ事に決めます
伊勢で出会った皆さんに感謝の気持ちで改札をくぐります
車窓の風景を見ながらへんば餅を食べ、約2時間の道中をかけて無事に帰宅しました
へんば餅は甘過ぎずない餡で食べやすく、仄かに炙られ焼き色がついた餅は適度な歯応えで大変美味しく頂きました
ってな所で今回のお話はここまでです!
今回のお伊勢参りはなんと6回にかけての寺社巡り記事となりましたが、こんな拙い文章を全部読んでくださった方には感謝の気持ちでいっぱいです
少しでもお伊勢参りの楽しさが伝わると嬉しいです
また来ます伊勢!
最後まで読んで頂き、ありがとうございました
興味をお持ち頂きありがとうございます! サポート頂いた浄財は今後の参拝の交通費等の活動費として感謝し利用させて頂きますね 神様仏様読者様~(‐人‐)アリガタヤー