北方生まれの冒険者(7C9E75995E45A836)(再)

北方の蛮族は、一定の年齢になると武者修行の旅に出る。ある者は戦場を駆ける傭兵に、またある者は闘剣場の戦士に。彼は旅の途中、南方の小さな街で冒険者という職業に出会った。恵まれた体躯と厳しい環境で培った生存能力、そして尽きることのない未知への好奇心は、この濁世の闇を切り拓く力を与える…かもしれない。まだ道の半ばである。誰にも負けぬ剣の腕と、まだ見ぬ神秘を求め、今日も危険に立ち向かうのだ。

ベイルファイア参加の一作品目は、トレ・メイナーさん原型のミニチュア「北方の流れ者」です！普段使わない自然な色の服、真上からの昼光を想定したハイライティング、使い込んだ武具のように見せるメタリックペイントなど、ミニチュアの構造がよく分かるよう、素材感が出るよう、造形の良さを最大限に引き出せるよう、持てる筆ヂカラを尽くしました٩(๑´0`๑)۶ トレさんの神がかった造形は本当に塗りごたえがあり、終始楽しくペイントできました！

剣を握りしめた拳の厚み、対峙した敵を斬り伏せんとする腕の筋肉、鍛え上げた背を覆うシャツ。彼の適応力を示すような最低限の荷物。外套は少し暑い日中は腰に下げ、日が落ちて気温が下がると羽織るのだろうか。たくさんの物語を感じる背面もお気に入のアングルです！

全体をアースカラーでペイントしつつ、剣の鞘のみ大好きな赤を取り入れました。愛用のブロードソードは彼の誇り、しかしあくまで消耗品。時期が来る度に、その赤鞘に収まる幅広剣を見繕う事にしているようです。

お手軽ペイント？とかそういうのは良いんで。ちゃんと塗れんのかい？真剣勝負でペイントしようぜ！と語りかけてくるミニチュアでした。大変とか難しいとか、それって他よりじっくり楽しめるってことですよね。僕は大好きですね＼(^o^)／