アメフトNFL2022 week7の展望
アメリカンフットボール最高峰のプロリーグであるNFL。いよいよweek7、中盤戦に入っていきます。
今年のNFLも例年と同じく混戦模様の面白い試合が続いています。第6週が終わって勝ちっぱなしはNFC東地区のイーグルスのみ。1敗のチームもAFC東地区のビルズとNFC北地区のバイキングスの2チームしかありません。
一方で、昨年のスーパーボウル出場チームであるラムズとベンガルズはともに3勝3敗という勝ち切れない展開。トム・ブレイディとアーロン・ロジャースというベテランレジェンドQBが率いるバッカニアーズとパッカーズ。この両チームも3勝3敗と波に乗り切れていません。このような状況の中、第7週が始まります。
前週にビルズvsチーフスなど好カードがたくさん組まれていたため、week7はそこまで注目の好カードは少ないかもしれません。全勝のイーグルス、一敗のビルズとバイキングスが休み(バイウィーク)になることも注目カードが少ない要因かもしれません。しかし、今年のシーズンの行方を占う渋いカードはたくさんありますので、私が注目するカードをご紹介します。
①セインツ@カージナルス
カージナルスにエースWR#10ホプキンスが戻ってきます。日本テレビ
「オードリーのNFL倶楽部」で若林さんが応援するホプキンスが戻ってきます。ドレッドヘアを振りかざしてグラウンドを躍動する姿と、その映像を見て大声を上げて喜ぶ若林さんの姿。どちらも楽しみです。今まで少し元気のなかった若林さんがこの試合で復活してくれることを願います。期待を込めてカージナルスの勝利と予想します。
②ファルコンズ@ベンガルズ
ファルコンズは3勝3敗とNFC南地区でバッカニアーズと並び首位です。一方、昨年のスーパーボウル出場チームベンガルズも3勝3敗といまいち波に乗り切れていません。ここ4年間、あまりぱっとしなかったファルコンズ。今年は同地区ライバルのバッカニアーズも本調子ではありません。ベンガルズのような少し上のレベルのチームに勝つことが今年のファルコンズの行方を占うと思います。ベンガルズはQB#9ジョー・バロウと同じ大学ルイジアナ州立大学出身であるWR#1ジャマール・チェイスとのホットラインが調子を上げてきました。昨年のスーパーボウル進出はまぐれではないということを見せつけてほしいです。ファルコンズの躍進に期待したいですが、地力の差でベンガルズの勝利でしょうか。
③コルツ@タイタンズ
AFC南地区で首位を争う同地区ライバル対決です。タイタンズは先週休みだったので1試合少なく、コルツは開幕戦でテキサンズに引き分けたので、勝率ではタイタンズが上回っています。しかし勝ち数はともに3です。第4週の対決ではタイタンズ24-コルツ17とTD1本差でタイタンズの勝利です。コルツはここで負けてしまうと直接対決でタイタンズに2敗となり地区優勝が少し遠のきます。何とかコルツに勝ってもらいたいです。
④テキサンズ@レイダース
ともに今シーズンいまだ1勝しかしていません。2年連続で4勝止まりの低迷が続くテキサンズ。QBを代えてもなかなか強いチームに生まれ変わることができません。過去3年、7勝、8勝、10勝と同地区に強豪チーフスがいるにもかかわらず強いチームに成長したレイダース。しかし今年はまさかの成績です。しかしレイダースが負けている4試合の得点差は、5点差、6点差、2点差、1点差とすべて1TD差での惜しい敗戦です。先週の休みで勝負所をしっかりと修正してきたことでしょう。地力に勝るレイダースが圧勝することを予想します。
以上がweek7の注目カードです。
渋い試合が多い第7週ですが、それでも見どころ充分なのがNFLのすごいところです。どのような結果が出るか楽しみにしたいと思います。
情報はいつものように、ベースボールマガジン社が発行する「NFL2022カラー写真名鑑」、日本テレビが放送する「オードリーのNFL倶楽部」、日テレG+が放送する「NFL中継」、NFL JAPANが運営するホームページからです。
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