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日本男子ゴルフで選手にピンマイクをつける

2024年6月20日~23日に開催された日本男子ゴルフ
「JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品」
において、
選手とキャディさんの胸元にピンマイクをつけて試合が行われました。
男子ツアーでは初めての取り組みということです。

これはとても画期的な取り組みだと思います。
週末のテレビでは、芸能人とプロゴルファーや、著名人同士がゴルフをして、プレイ中の会話も楽しむという番組がたくさん放送されています。

これらの番組は、ゴルフだけを見るというのではなく、出演者の内面も見たいという視聴者の要望なのでしょう。

しかし男子ツアーはプロが優勝をかけて戦う真剣勝負です。
もちろんどんな話をしているのかを聞きたいですが、それは無理なお願いとあきらめてしまっているでしょう。

プロ野球におけるベンチでの会話、
サッカーにおける選手間の会話、
スポーツだけではありません。
国会本会議中の議員同士の会話、
サミットにおける晩餐会での各国首脳の会話。

聞いてみたいですけど聞くことはできません。
聞けないのも仕方がないなと思います。

それが、
男子ゴルフにおいて選手とキャディさんとの会話が聞ける。
これは相当、画期的なことです。
ゴルフ界における画期的なことではなく、
世の中全体においても画期的なことです。

「選手とキャディの会話がファンにも聞こえたら面白いよね」

誰かが提案したのでしょう。

「そりゃ無理だよ」
「商売あがったりだよ」
「会話が聞かれていることに意識が向いてプレイどころではないよ」

いろいろな反対意見もあったでしょう。
それらを乗り越えて、ピンマイクをつけるという画期的な取り組みをした男子ツアー選手会には大きな拍手を送りたいと思います。
すばらしいことです。

ただ少しだけお願いがあるとすれば、
これだけ画期的な取り組みをされるのならば、もう少し宣伝してもよいのかなと思いました。
私は新聞報道で初めてこの取り組みを知りました。

そんなことはどうでもいいことです。

すばらしい取り組みでした。
今後の男子ゴルフに期待します。

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