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自分を安売りしない
新入社員は社会経験が少なく
自信がないので何でも言うことを聞く。
新入社員の頃から仕事を選んでいては
評価が下がるのである意味仕方がない。
この時期の安売りは必要である。
このときに受け身で対応するのではなく
依頼されたことに対して
依頼主に自分の言葉で相談や報告をすると
依頼主は喜ぶ。
さらに、依頼主が考えるよりも
少しだけでも上の成果を出すと
依頼主から評価される。
評価されるとさらに依頼が増え
その依頼に対して成果を出すという
繰り返しで信頼関係が生まれる。
これで社内における自分の存在価値を
上げることができる。
しかし、この関係をずっと続けていると
ただの便利な人、使いやすい人で
終わってしまう。
いつかはこの関係性を
転換することが必要になる。
関係性を転換すると
依頼ではなく相談になる。
相談から協業になる。
自分の思いを結果に反映できる。
自分の影響力が広がる。
その結果
自分の仕事の領域が広がり
さまざまな人や他社からも評価され
新しい仕事を依頼される機会が増える。
挑戦できる機会が増える。
では
関係性を転換していくために
どのような行動を起こせば
よいのだろうか?
依頼主に対して相談する内容を
もっと具体的にする。
依頼された仕事の成果に
自分の思いを反映する。
依頼主が想定する以上の速さで
成果を出す。
依頼主から依頼される前に
自分から提案をする。
やり方はたくさんある。
その機会を常にうかがい
時期を逃さないように注意する。
自分の価値は
自分でしか守ることはできないし
上げることはなおさら自分しかできない。
自分の価値を上げる努力を怠らないことが
社会人には必要な能力である。
安売りをしても
ただの安い人間で終わってしまう。