![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/52185035/rectangle_large_type_2_aa68fbb135f3edee311309313bb505d1.jpg?width=1200)
2021/5/12対局検討【変則布石対抗型】
対7段戦 @幽玄の間
こちらの変則布石に対抗してくるノリの良い相手は時々おり、本局の相手がそれである。
まるっきりマネ碁で来る相手もいるが、本局では白8で変化してきた。
黒9で右辺にオオゲイマするのが本来の打ち方だが、ツケやケイマで分かりやすく裂かれるため左方へ。
黒15、17は悩ましいところだったが、今だったら黒15で単に黒17ぐらいに打ちたいかもしれない。
少し進んだ局面。
白32に対して単に繋ぐのは癪だったので工夫してみたが、善悪は不明。
先手で黒37に回れたが、白36のキリによって白一団を強化しているマイナスがある。
遡って、前図白20ではこのように1子を遮る打ち方もあったと思う。
黒4まで、左上がそっくり地になったかのような顔をしているが、何かと味はありそう。
白42が意外な手。
白46、48と打たれると、右辺がにわかに白っぽくなってきた。
白54も意外。勢い手抜きで右下を治まり、白64まで隅を荒らされても黒65のキリに回ってまずまずなのではと思っていた。