7年目の習字教室、本日最終日
2008年、生まれ育った十津川村に 12年ぶりに帰郷。
過疎化の進む地域に危機感を感じ
「 何か自分ベースで出来る地域おこしをやろう 」
ということで、学習塾や習い事も何もない地域において、習字教室を始めたのが、2014年の春。
↑ これは2013年のもの。
僕が小学生の頃、習字教室はありました。
当時(35年ほど前)の地元で出来る習い事は、習字と ピアノにも行っている子が居ましたが
今ほどではないと言えど、やはり当時も過疎の地。
…そんなもんでした。
学習塾は、当時もありませんでした。
習字教室は、親戚のおじさんがされていて、僕はそこに小学5年生(先生が街へ引っ越すまで)まで通い、おかげで今の自分の基礎なるものを身に着けることができました。
先生が居なくなったあと、成人になってから徐々に再開、色んな教室を転々としつつ資格を取得
2014年、教室を開設。
本職の傍らでの習字教室運営、なかなか最初は不慣れで勝手が分からず、「先生」と呼ばれることすら抵抗あったが
そんなこんなで、7年の歳月が過ぎ
40代になり、白髪も増えてきたが
(毛染めでごまかしているが)
教室に通って下さる方々が居ててくれるから
僕もモチベーションを保て、教室をまだまだ続けられそう。
2020年度の教室は 本日をもって最終日。
開設当時 小学1年だった子は、間もなく中学2年。
遠くに引っ越しされる等で、最後になる方も今回多く、新年度から少々寂しくなるけど、初心あっての今。この地域にとって、とても貴重な習い事であり、コンテンツであり、コミュニティであるのは間違いない。
習字教室を開設した時の 【初心】を忘れず、これからも頑張ってゆこう。
↓ 以下、昨年(2020年度)の 村の文化祭に出展した作品 【 初心 】は、習字教室開設時の想いを今一度作品にしたもの。