【ICLレポ】先進会眼科でICLをした話。
2023.10に梅田の先進会眼科でICLと呼ばれる視力回復手術をしてきました!
この手術を受けることで大幅に人生が変わったので、レポートとしてこちらに記します。
はじめに
自分は高校生くらいの頃から視力が落ち始め、高校時代は普段は裸眼、
授業中は板書が見えずに眼鏡、という生活を送っていました。
特に問題なく、「ちょっと見にくいな〜」という感じで日々を過ごしていました。
大学生になると、通学が電車となり、時刻表が見えない...
更には車の運転などでは矯正が必要(確か両目0.7ないと眼鏡かけないと
ダメ...?)となり、そのまま日常生活でも眼鏡をかけるようになりました。
特に大学は高校と違って教室も広く、板書も遠い...
一度眼鏡生活に慣れてしまうと外すのが怖くなりました。
途中、コンタクトも少し使っていましたが
朝から目を瞑ってしまい、中々上手く入れられない...
元々瞬きが多く、上手に入れられないこともあり、
朝の準備中に眠たい目にコンタクトを入れるのもストレスに感じ、
「もう眼鏡でいいよなぁ」と思うようになりました。
なぜ眼鏡をやめたのか?
理由は4点。
①コロナ禍でのマスク生活
コロナ禍前までは眼鏡に不自由はあまり感じていなかったのですが、
マスクをする生活になり、普段外出するたびに眼鏡が曇る...
また、耳への負担も大きく、「生活しづらいなぁ」と思うことが
増えてきました。
②新しいことに興味があった
周りの友人たちは眼鏡、コンタクト、裸眼の3パターンであり、
視力回復手術を受けている人がほとんどいませんでした。
(昔レーシックを受けた先輩が1、2人...)
何となく周りがやったことないから、自分で経験してみたいな〜と
思うように。
③日常生活での小さな不便
最近ChromeCastなどで、動画をスマホではなく、テレビにストリーミングしながら観ることが多かったのですが、眼鏡を外した状態だとテレビが
見えない...
動画を見ながら寝てしまっていた... という寝落ちを体験してみたいなぁと
思っていました。
また、私はスーパー銭湯によく行くのですが、
ギリギリ裸眼で入浴できるため、眼鏡を外して入浴していました。
正直、シャンプーとボティソープを至近距離じゃないと判断できなかったり、時計が見えなかったりと綱渡りのような入浴を行っており、
どうにかしたいなぁと考えていました。
④イメチェン
単純に10年ほど眼鏡生活なのでイメチェンしたかった。笑
あと普通にモテたいから。
と、まあこんな感じで、コロナ禍を機にふわっと「何かやろうかな〜」と
考えており、2023年の夏頃に情報収集を始めました。
なんでICLを選んだか
正直、視力回復手術をするにあたって情報収集をしたところ、
いくつかの方法がありました。
私が検討したのは下記の4つです。
①レーシック
値段:20〜35万円ほど?
安く、症例も多いためレーシックも良いかな、と思いましたが角膜を削る、という手術内容が個人的に微妙でした。
一度削ってしまうと元に戻せないため、「眼」という大切な場所である以上、万が一の際の安心をとりたいと思いました。
(※あくまで個人的な意見です)
②ICL
値段:50〜80万円ほど
こちらは、眼球にコンタクトレンズ(本手術専用のもの)を埋め込む手術になります。レーシックと違い、角膜を削らないので、万が一合わなければ手術で取り出し・交換することができるものになります。
やはり、この部分が大きなメリットになりました。
また、-5.0以上など、レーシックでは対応できない近眼についても、
手術が可能です。
ただし、デメリットもあります。
・手術を決意してから専用レンズの発注や準備、取り寄せに1ヶ月以上かかることもある
・複数回の検査や術後検診も多く、時間調整が必要
・レーシックと比べて費用が3倍〜4倍かかる
この部分でレーシックと比較しまして、最終的にはICLを選択しました。
③Smile
費用:40〜60万?
最新型のレーシック?のようなもので、従来のレーシックのデメリットを最小限にしてリスク回避をしたものだと思います。こちらは情報があまり
ない、扱っている眼科も少ないという理由から、
早めに検討から外してしまいました。
そもそもの症例が少なく、不安だったこともあります。
※今後は主流になっていくのかもしれません。
④オルトケアソロジー
費用:数万円+毎月数千円?
睡眠中に特殊形状のコンタクトレンズを挿入することで、
角膜の形状を矯正させる方法です。
使用を中止すると視力は元の状態に戻りますが、
手術を受けることなく日中の視力を回復できる治療になります。
普段コンタクトをつけてる人であれば、日中裸眼、夜だけコンタクトに
なるのでいいかもしれません。
私はそもそもコンタクトを付けるのが苦手なので、すぐに検討から
外してしまいました。
こうして、いくつかの方法を検討した結果、
ICLをすることを決意しました!
そして早速、(高額なので預金残高を入念に確認してから...笑) 2023年の8月に「先進会眼科 大阪院」へ検査とカウンセリングに行くことにしました。
なぜ「先進会眼科」にしたのか
まず、ICL自体の患者数が多いクリニックがいいと思い、症例が豊富だ!という理由で先進会眼科に決めました。
また、「緑内障」「白内障」の手術も豊富に行っており、安心できるイメージがありました。プラスで、先進会眼科が大阪だけでなく、東京や福岡、名古屋にも拠点があること!
私は仕事柄転勤の可能性があり、今後1年検診...などがあった場合にも柔軟に対応できそうだな、と思いました。
※また、大阪院は大阪の中心・梅田にあり、梅田の中でもOSビル17Fにあってわかりやすい!
手術後にボヤボヤした視界で家に帰ること、定期的に受診する際の交通アクセス...などもしっかり考慮しました。
カウンセリング
いざ予約をすると、1週間後くらいの日程で検査の予約ができました。
当日、やや緊張して行ってみるとクリニックの待合室は広く、
とても綺麗で快適でした。また、手術を多くしているから?そもそも梅田で患者さんが多いから?か、受付から検査まで案内がとてもスムーズ。
他の病院の口コミなどで「3時間かかった」などあり、スマホのモバイルバッテリーを満タンにして行った... のですがあっさり検査をすることができました。
なお、検査の内容は眼圧検査、よくある覗き込むと気球がある検査(何ていうのかな?)、写真撮影や眼球、黒目のサイズ、レンズを入れる隙間があるかの確認?など多くの検査を行いました。
※一気にいろいろやって頂けるのでスムーズでした
その後、問診やカウンセリングがあり、手術メニューの種類を選択することとなりました。
自分の場合はICLをする!と決めていたので料金を聞いてすぐにレンズの手配をお願いしました。
カウンセリングのスタッフさんにお願いして、次回の精密検査と手術候補日まで押さえてもらいました!
※仕事の都合上、出張を入れないようにすることや、シフトの兼ね合いもあったので、先に仮日程を決めましたがこの日に契約などはないので迷っても大丈夫です。
また、私は近眼のみベーシックだったためすぐにレンズがありましたが、乱視などの場合、取り寄せには3ヶ月を要する人もいるようです。スケジュール的に急いでいる人は早めに検査に行くことをおすすめします。
2回目の検査
3週間ほど経って、2回目の検査がありました。
ここでは基本的に前回と同じような検査をしました。
その後、追加で瞳孔を開く目薬をさしての検査がありました。
特に問題ないとのことで、カウンセリングへ。
手術の意思やスケジュールの確認をしました。
この日は前金30,000円をお支払い、手術当日までに残りの金額を支払います。
私は既に「ICLをする!」と決めていたので、この日に手術費全額を支払うことにしました。
結果的には
手術費 580,000円
※前金 30,000円+残り 550,000円
保護メガネ 3,000円
の583,000円でした!
※乱視や保証を分厚くした場合、もう少し高くなるみたい。
※私は-3以上でしたが、軽度の近眼の場合は逆にもっと安くなるようです。
なお、実際に手術した人からの紹介であれば、
20,000円の割引があるとのこと...!
※もしも先進会眼科で手術される方がいましたら、
私宛に連絡いただければご紹介いたします。
なお、振り込みだけでなくクレジットも利用できるようです。
ご安心ください。
ちなみに、当日手術の意思決定の際に、スマホから契約書に同意する
フローがあるのですが、瞳孔を開く目薬の影響で、視界がボヤボヤ...
本当に勘を頼りに同意のチェックをする羽目になってしまいました。
皆様、お気をつけください(笑)
カウンセラーのお姉さんは、気長に私のおぼつかないスマホの操作を待っていていただけました。恥ずかしい。
検査後も1〜2時間程度、至近距離のピントがズレてしまいます。
事後に大切な予定があるなどありましたら、お気をつけくださいね。
当日の手術について
お昼14時くらいの手術だったので、ゆっくり午前中を過ごし、病院へ向かいました。
手術前には、「3日前からコンタクトはつけちゃだめ」
「抗菌用目薬を1日4回点眼」などの
事前準備がありますので、お気をつけください。
受付を済ませると、手術の説明があり、
点眼麻酔や抗菌目薬など、様々な目薬がさされます。
手術室では、少し緊張したものの、スタッフのみなさんに声をかけていただき、リラックスした状態で臨めました。
手術自体は10分程度...
特に全身麻酔などがあるわけではないので、意識がある状態です。
目薬での麻酔をして、特殊な機械で瞬きをしないようにまぶたを固定します。
そのまま眩しい光の中、手術をしてもらいました。
麻酔が効いているので特に痛みもなく、すぐに終わるのですが、水の中にいて
微妙に目が見えているような変な感じ。「溺れてないよね?」と不安になりました。
手術後
「無事成功しましたよ」と声をかけていただき、終了。
最初はボヤボヤで、これで終わり?って感じでした。
手術室をあとにすると、ソファーのブースに案内いただき、しばし休憩。
保護メガネや抗菌目薬、洗顔用のシートなどをもらいました。
まだ不安であれば、クリニックで1時間程度休むことも可能。私は「お腹すいたな〜」と思い、すぐ帰ることにしました。
帰り道は結構怖い。
視界がぼやぼやしていて、変な感じ。
なんとなくは見えるので普通に帰ることは可能ですが、心配な方はお迎えを頼むなどしたほうがいいかも。
私はめんどくさかったので、タクシーを拾って帰りました。
※ちなみにボヤボヤしててスマホが見られずGoPayするのも勘でした...笑
当日は家に帰ってからすぐに昼寝しました。
視界もボヤボヤしてるし、特にやることもなかったので...
ちなみに寝るときは保護メガネを着用したままになります(寝ている間に目を擦ってはだめなので)
翌日検診
朝起きたら、すごい。
めちゃくちゃ見えてました。
手術してすぐなので、至近距離はなかなか見えないのですが
ベランダに出て、下を見下ろすと道路を歩いてる人もバッチリ見える...!!
抗菌目薬3種類を1日4回しないといけないこと
数日間は目を濡らせないので洗髪不可なこと(ドライシャンプーを使う)
1週間位はごっつい保護メガネを着用すること
など、生活の縛りはありましたが、そんなことどうでもいいくらいの感動。
視力がいいってすごいですね!
とはいえ、ホコリが入ったりすると嫌だなぁ...と思って、1週間は基本インドアで過ごしました。
※特に、激しい運動などをしない限りあまり問題はなさそうです。
手術後
快適!の一言。
今回、諸々理由はつけて手術をしたのですが、正直眼鏡生活自体が「嫌だ」とは思っていませんでした。10年くらいの眼鏡生活に、だいぶ慣れていたので。
でも、やっぱりお風呂に入るときに外さなくていいとか、前髪が眼鏡に当たらないとか、地味なストレスが無くなったのは意外と大きかった。笑
ちなみに一番良かったのは美容室。
いつも髪切ってるときに読めないのに雑誌をパラパラとめくって読んでるふりしなくて良くなったし、合わせ鏡で後ろを見せてもらうときに「あっ眼鏡かけます」のアレがなくなっただけでも60万円の価値はあります。
※私が気にし過ぎなだけかもしれません。
本当に手術してよかったです!
今は両目共に1.5見えます!最高!!!
感想とか諸々
視力って本当に大事です。見えるのと見えないのでは大違いだし、
道具がない状態でもしっかり見えるのが大きい。
眼鏡が旅先で壊れたら...とか、コンタクトの替えがないから出張の延泊ができないとか、そんな心配今後不要。最高です。
唯一の欠点としては見えすぎて綺麗好きになること。
私は結構綺麗好きなんですが、お風呂は普段眼鏡を外して入浴していたので、あまり気づかなかった場所でした。
手術後、良くなった視力で床を見たら、なんかやや黒ずんでる...?
せっかくの手術後に色々出かけるのではなく、いの一番にお風呂場の掃除に全力だったのは、言うまでもありません。
さいごに
この記事を見ている人は、今丁度ICLを受けるか迷っているかもしれません。専門家ではないですが、なにか気になることや質問があれば、コメントやTwitterのDMをいただければ嬉しいです!
(ツイッターのIDは@sanchu_heroine です)
ちなみにどの病院でも安心してICLを受けられると思いますが、もしも先進会眼科を検討中の場合は是非ご連絡ください。(紹介割引が可能です)
以上、簡単ですがICLレポになります。
ぜひ、みなさんの体験談も教えてください〜!!