2018/9/22 NPO法人りんご村のボランティア

*このページは過去の自分のamebloからの転載です。

2018/9/22土曜日

朝からNPO法人りんご村のボランティアに行って来ました。

りんご村は、台東区で重度障害者の親達が立ち上げたNPOで、今では職員も事務所もあります。

この日は「秋のレクリエーション!バーベキュー」というテーマで10:15 amに、南千住駅から徒歩15分の汐入公園バーベキュー広場に集合。

私達ボランティアが先に集まり、あとから送迎車で来る利用者さん達を迎えて、共に調理するという段取りでしたが、あいにくの雨。

時間ぎりぎりまで待ちましたが、止むことはなく、仕方なく中止に。

でも私達の手元には、買い込んだ大量の食材が、、。

職員さんが奔走したおかげで、利用者さん達の暮らすグループホームアポロで室内調理をさせていただけることになりました。

行ってみると、ほとんど通り道のないくらいにボランティアと利用者さん達がテーブルに着いて準備をしていました。

みんなで調理して、みんなで美味しく食べました。
そして、食べた後にようやく気がついたんです。

重度障害者達が暮らすグループホーム。何人かは外出時には車椅子、室内は這って移動します。
そのため、完全バリアフリーなんです。

部屋との境界に段差がない。
高低差があるところは、階段ではなくスロープになっている。
トイレのドアも、洗面台も、床に座って利用できる低いところに付いている。
さすがに利用者さん達は自分で調理はできないので、台所は通常の高さにありましたが。

なるほど、これがグループホームっていうんだ。
初めて見て、感動しました。
こんなふうに、利用者さん達が暮らしやすいように設計して作ることができるんだ。

ここでは利用者さん達はお風呂とか最低限の介助を受けるだけで、極力自分の力と意志で行動することができる。

素晴らしい。

こんなに気配りの行き届いた建物が作れるんだな、と、久しぶりにこの世も捨てたもんじゃないなと思える瞬間でした。

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