見出し画像

最終報告書:地方観光DX 2024年度を終えて

こんにちは、サンチェスです。
今季も「新しい働き方LAB 研究員制度」に参加していました。

地方観光DXに専念

前季、前々季は自主企画も手掛けていたのですが、今季は中途半端にならないよう、また1つのプロジェクトに注力できるように、地方観光DXだけに応募し専念してみました。

若干、働き方に迷うシーンも出てきて、「少し見方や考え方を変えてみたかった」という背景もあります。

結果としては、後述しますが、多くのプロジェクトに参画できたわけではありません。しかしPMとしてプロジェクトを引っ張ることができ、また実際に自治体の方と話せたことは財産となりました。

今季振り返り

今季、プロジェクトの行政への提案には2件関わり、プロジェクトの提案準備には1件関わりました。

そのうちの1つ、神戸市が公募していたプロモーション業務に関しては、PMとして責任ある立場で臨みました。

神戸プロジェクト

本案件は、インバウンド向けに神戸市の魅力を海外アピールすることを目的に立ち上げられたものです。

多くの応募企業は国内企業である事を見越し、こちらはフリーランスの集合体しかも1人はドイツにいますよ!海外で即神戸アピールできますよ!というコンセプトで臨みました。

公募要件

公募の過程は以下のものでした。他の自治体も似たような感じではないでしょうか。

1,応募資格申請 これで応募希望の旨を神戸市に伝えます。
2,質問があれば質問書提出 →これはすぐに答えが送られてきました。素晴らしいです。
3,書類審査。自分たちのプロジェクト構想のプレゼン資料をスライドにまとめて、提出します。
4,面接審査。現地もしくはオンラインで担当の方に直接ピッチします。
5,合否発表 これはメールです。

申請

実を言うと本案件、「英語圏」での当該自治体の魅力アピールが必須条件でした。それを、「ドイツ語圏で活動展開します」という時点で若干無理筋ではあったのですが、なんと書類審査を通過! 

ここは「ストーリーづくり」でがっぷり4つで取り組みましょうと、メンバーで話し合い
なぜあえて英語圏ではないのか
・ヨーロッパど真ん中に位置するドイツの特殊な立ち位置
・どういった人がインフルエンスしてくれるのか

を徹底的に詰めました。

日本国内は、大使館を中心にPRを展開していくとし、国内とドイツの両輪で進めていく、ここに我々のメリットを見いだしてもらえるようロジックを構築しました

結果発表

満を持してオンラインでピッチ。ドイツから回線をつなげ、実際に職員の方とお話することができました。
短い時間で、いかに要点を伝えるか。これは短時間のプレゼンやピッチではとても大事な要素で、分野にかかわらず皆さん意識していることだと思います。
自分の場合は、どうも早口になりがちなので、気持ちゆっくり目に話すことに集中し、話し方に抑揚をつけて要点が掴みやすくなるよう説明しました。

その後結果発表があったのですが、残念ながら不採用。
ちょっとイレギュラーだったのかもしれません。

収獲

不採用だったとは言え、収獲はありました。今まではサポートだけだった地方観光DX関与でしたが、今回はメインで提案を作り上げていく工程を体験することができました。自治体の職員の方とコミュニケーションすることもできましたし、どういった観光施策を練っているのかも垣間見る事ができたように感じます。
これは受動的になりがちな公募案件のみならず、積極提案にもつなげられる経験です。
実際問題、今季関われたのは3案件のみ0件受注ととても少ない数字ではあるのですが、自身の売り込み方をポジティブに再考できた半年でした。

これからもがんばって、働き方の改革・改良をしていこう。

最後に。参加されたみなさま、半年間お疲れ様でした。



いいなと思ったら応援しよう!

サンチェス
自分メインの記事もありますが、基本的には誰かの役に立つ記事執筆を心がけています。ご支援いただけたら、次お目にかかる際は、もっと進化したプロになります!!