春の昼 426-0/21Ⅴ
黄砂過ぎ日のさす窓辺春の昼 暦
「春の朝」「春の暮」「春の夕」「春の宵」「春の夜」という季語があるから、「春の昼」も当然あると思って詠んだ。「春の昼」は「春昼」の子季語であった。もしや、「黄砂」も季語かと調べると、「黄沙」または「黄砂」は果して春の季語の中にあった。「きごさい歳時記」の中では、「霾(つちふる)」の子季語にある。地上に落ちるには少なかったと思われ、空一面を白くするにとどまった。季重ねになった。黄砂後の情景がメインで黄砂はわき役なのでこれでいいことにする。
異存・難色の発声(5回でアウト)
日没前にアウトだった。