春の雪・冴返る(・鵯) 601-11/21Ⅳ
ひよどりの頭に落ちし春の雪 暦
ひよどりの腹膨らみぬ冴返る 暦
ひよどり(鵯)って晩秋の季語だったのか。季重なりになっちゃったな。「日本の鳥百科(サントリーの愛鳥活動)」によると、鵯の祖先は熱帯が主な生息地であったそうで、東京では1970年頃までは10月に渡来し、4月に渡り去る冬鳥だった。それが留鳥として1年中棲むようになった。より南に棲んでいた留鳥が、北上してきたものと考えられているということである。
季重なりを避けて、ひよどりを留鳥としたとしても、雀や烏もはいってくるし、やはりここはひよどりとしておこう。烏は冬の間も見かけたし、ひよどりは留鳥になったとは言え、立春を過ぎてから姿を現したので、やっぱり特定しようと思う。留鳥にするのもなんか変だ。
異存・難色の発声(4回でアウト)
ボール1でセーフだった。
きょうの日の出時刻はきのうより1分早くなり、日の入り時刻はきのうより1分遅くなった。日の長さは、冬至から1時間20分伸びた。