夏の蝶          439-0/21Ⅳ


     とまりては風に堪える夏の蝶  暦

 蝶は、ベニシジミである。最初は「とまりては風に煽られ夏の蝶」とした。「煽られる」の意味は、「風に吹かれて動く、舞い上がるさま」とあった。蝶のとまった葉は煽られている。蝶は、とまった葉か茎で、羽を閉じたり開いたりしてじっと耐えている。そちらを言いたかったので「堪(こら)える」とした。


異存・難色の発声(4回でアウト)

 きょうは早々とアウトだった。日没前に確定した。

 

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