鯖・蚊を打つ・老鶯・夏蕨・虎が雨631~5/21Ⅳ
表面は白中は赤鯖締める 暦
きのう詠んだ「蚊を打ちて吾の血君の手迸る」で、助詞のにを省いたことが気になり、詠み直した。
蚊を打ちて吾の血その手に迸る 暦
こちらの方がいい。
老鶯やほーほほほけきょ節回し 暦
最初、節回すと動詞で使って、それはどうやら誤りのようで、節回しで一つの名詞であるようだ。擬音語は基本的に副詞であるということなので、三段切れはかろうじて避けられただろうか。それにしても夏の鶯は今を盛りと鳴いている。
鈴の音聞こえ安堵す夏蕨 暦
山下りてフロントガラス虎が雨 暦
この季語が目に入り、解説を読んだら偶然にもちょうどきょうが虎が雨だったので使ってみたくなった。
異存・難色の発声(4回でアウト)
ノーミスでセーフだった。
きょうの日の出時刻と日の入り時刻はともにきのうと同じだった。日の長さは、夏至からずっと同じである。比較はすべて分単位である。