夏畑 303-0/21Ⅴ
夏畑黒虫わたる葉から葉へ
何という虫だろうか。黒くて小さな虫が素早い動きでジャガイモの葉っぱをわたり歩く。雨に濡れた葉っぱは青々として虫の黒い色が際立つ。
異存・難色の発声(5回でアウト)
きょうは、ぼろ負けだった。5回目までは自覚的だった。その中の一つの解説もしようと思っていた。また、ファインプレーの報告も嬉々としてしようと思っていた。アウトにはなったものの内容のいい試合だったと言えそうだった。
砦が崩れたのは人のことばがきっかけであった。同調してしまった。同調は陥穽だ。人のことばに巻き込まれているようではまだまだだ。さらに言えば、人のことばの仮面をかぶった自分のことばである。
存外落胆は大きい。